ライフプランを踏まえた資産形成の計画
2016/11/18
前回、保険を契約すると、自身の資産のポートフォリオの一部に
保険という金融商材を組み込むことになると記載していました。
例えば貯蓄型の保険の話を聞いて、
定期預金より利率が良いからといって安易に契約するものではなく
総合的に考えて判断する必要があると記載していました。
今日はその続きです。
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正しい取り組み方
ではどのように保険を決めると良いのか、をお伝えします。
まず、ご自身のライフプランをしっかり考えて下さい。
- 何歳に結婚するのか
- 何歳に子どもが出来るのか
- 子どもが大きく教育費を必要とする時期はいつくらいか
- 子どもが自立してお金がかからなくなるのはいつか
- 仕事をやめて勤め先からの収入が無くなるのはいつからか
プランなので、将来その通りにならなくても問題ないです。
プランは見直しするものですから。
次に、教育資金と老後の生活資金がいくら必要となるか資産しましょう。
そしてそれぞれを使うタイミングまで資産形成する場合、
どのくらいのペースで
どのような利率のものに投資をしないといけないのか考えましょう。
恐らく、何かに積立投資する手段になると思います。
必要な学費や老後の資金の設定例
まずは学費について考えてみましょう。
例えば子どもの大学入学時に大学 4 年間の学費を用意するとします。
私立・国公立・文系・理系・国内・海外で全然費用感は異なりますが
私立理系大学と仮定します。
その場合、大学にもよると思いますが、
簡単に internet で調べると、どうやら約 800 万円のようです。
次に老後の生活の資金です。
例えば 65 歳で退職して収入が無くなったとして、
資金を切り崩して毎月 20 万円で生活し、90 歳で他界すると仮定します。
その場合、65 歳時点で必要な資金は 6,000 万円です。
年金や退職金を貰える場合は 6,000 万円も用意することは不要かもしれませんが、
今の社会情勢を考慮すると、無いものとして考えた方が良いと思います。
さて、なかなかタフな目標額になりましたね。
次回は計画例を記載してみます。