効率化と心の豊かさ
2017/08/10
前回、私が不在の中、
嫁さんが頑張って子どもたちを水族館に連れて行った話を記載しました。
水族館では、他所の子どもとお父さんがアイスを食べ始めていて
うちの子どもたちはそれに興味津々だったようです。
出先で売られている美味しそうなものを
普通に買って食べて楽しむ文化を持つのかどうかって
家の指針に依存しますよね。
私の幼少の頃はそのような文化が無かったので、
未だに出先で無計画に飲み食いするのが苦手です。
基本的に、(飲み食い) しない方向で考えてしまいます。
今日はその続きです。
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コスト効率は良い
うちの家庭は倹約家でした。
まぁ実際、そこまでお金に余裕も無かったという事実もあります。
そんな環境で私は育っているので
コストについてはかなり敏感です。
一般的にはケチな人に見えると思います。
実は目的意識が高いだけなんですけどね。
まぁその話はここでは割愛します。
で、そんな生き方ですが、
基本料や入場料だけではなく飲食代やグッズ販売で利益を増やそうとする
サービスプロバイダーからすると
私のような利用の仕方 (追加で買うことが少ない) をすると
旨味の無い客です。
サービス利用者である私のような人間にとっては、
割安でサービス享受出来ており、コスト効率はかなり良いです。
一方、心の寂しさも
そんな私ですが、勿論、客観的になることも出来ます。
水族館といった楽しげなレジャーの場で、
おまけ的に用意されているポップコーンやアイスを食べて
美味しいねって言いながら仲間や家族とイルカのショーを見る方が
普通にショーを見るよりも楽しいのかもしれませんし、
思い出にも残るかもしれません。
そんなことを考えると、
自分の人生や生き方の心の寂しさを再認識してしまいます。
子どもたちには厳しい時代にも耐えて行き抜けるようになって欲しいと願う一方、
私と異なり、人生を存分に楽しんでほしいとも思っています。
なので、子どもたちに用意するうちの指針をどうするのか、
非常に悩ましいところです。