総合力で勝負 (全勝や一点突破は非現実的)
うちの子どもたち、
保育園の年長さんで、
3 末には卒園です。
丸 6 年通ったことになります。
その大半の送り迎えを私がしました。
随分と疲れました…。
保育士の方々や
お友だちの親御さんからも
大変でしたね、二人も (同時に)。
みたいな労いの言葉がかかり始めています 笑
いよいよ 4 月からは就学となりますが
それに伴い、保育園のお友だちも
少しずつ準備し始めているようです。
お友だちの勉強状況が
子どもたちから漏れ聞こえるようになりましたが
各御家庭、力の入れ方がマチマチです。
それに伴い、子どもたちには大切なことを伝え始めています。
総合力が大切
ということを。
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リスク分散
これは持論ですが
よっぽどの天才や才能がある人でない限り
何か 1 つのことを極めて
他の誰よりも優れている状態にすることは不可能と思っています。
凡人でも 1 点集中することで
キラリと光る武器になる
といった考えも出来ますし
私は若い頃そう思っていましたが
これまでの人生経験で、それは無いな、と思っています。
1 点集中してこれだけは誰にも負けないモノを作っても
天才には叶いません。
あっさり負けます。
しかもその天才は他にも才能・特技があったりします。
そうなると、1 点集中していた自分は居場所がなくなります。
という訳で、取り組みは多岐に渡って、それぞれを強みとすべきです。
そうすると、
全てが中途半端になって
何も個性とか強みが無い人間になるのでは ?
という疑問・不安もあるかと思います。
勿論その可能性もありますが
社会が複雑化している以上、多岐に渡って知見がある状態は
非常に強みとなり得ます。
総合力になりますし、
この点は負けるけど、
他のこんなことやあんなことは負けてないよね
っていう状態だとか、
経験値の中の一つが上手く時流に乗って上手く行った
みたいな感じになり、可能性を広げることになります。
要するに、負けないためのリスク分散です。
自信をつけてあげられる
子どもたちの通う保育園では例えばこんな感じの模様です。
・Y くん : うちより先に分数に取り組み、感じも 100 個くらい覚えている模様
・R くん : チャレンジタッチでのチャレンジイングリッシュの取り組みが先行
・M ちゃん : うちの子より逆上がりや縄跳びが上手
子どもたちにはこんな風に言っています。
Y くんに算数では負けているけど
Y くんよりチャレンジイングリッシュは先に進んでいるし
Y くんが出来ない逆上がりを出来るようになっているよね
とか。
R くん、M ちゃんについても同様で
負けちゃっているところもあるけど、勝っているところもあるでしょ、と。
そもそもお友だちに勝つことを目的にしていませんが
比較して気にする子どもたちに
全部で勝たなくても良いし、
今でも十分頑張っているし凄いことしているよ、
実際、お友だちより凄い点が沢山あるでしょ
と言って引け目を取る必要は無く自信を持つべきだと励ましています。
ちなみに竜子は他のお友だちに朝起きる時間を話したときに
遅いね
と言われたのが悔しかった模様 笑
それに関しては、
争うところではないから早い遅いとか気にしなくても良いし
5:25 起床している竜太と竜子より早起きしている子は
他に居ないと思うよ
と言ってあげています。
多分、その子はまだ時計を正確に読めずに
勘違いしているのだと思われます。
色々なことをお友だちと共有し始めていて
競争心も芽生えるようになったようです。
これも成長の証なのですが
他人と競争せずに自分と競争することが一番大切
と気付くのは、まだまだ先になりそうです。
そこまでがちょっと、辛いですよね。競争社会って。