分割統治がもたらす深い傷跡

政治的なことであったり宗教的なことについては

色々な考え方や視点があり

何が正義で何が悪なのか

言い切れないところが多々あります。

ある側面では正義と思っていても

別の視点に経ってみると悪であったりして。

そういう難しいことが世の中には本当に多く、

悲しくも、不幸にも、

それらを解決する術として武力を行使してしまうと

戦争、紛争、といったことになりますし、

場合によってはテロと呼ばれます。

本当に悲しいことです。

他国と比べて

平和で豊かな国である日本で生活していると

そのようなことすら知り得ず、

のほほんと過ごしてしまいます。

でもニュースで取り上げられると

そういった世界の話を知る機会もあり

今までは

ふーん

で思って終わっていたのに

子どもを持つ親の立場になると

以前より真剣に考えさせられるようになりました。

子どもが被害者となるケースが本当に残念で悲しいです。

そんなことが起きている原因が

先進国による分断統治である

と解説されると、もっと切なく悲しく思えます。

争う理由なんて本当は無いのですから…。

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分割統治による統率

植民地時代、

先進国は途上国を植民地化して統治しました。

もちろん、統治される側からすると

統治しようとやってきた先進国に対して反発・反感を生みます。

そこで取られた戦略が、分割統治、とのことです。

現地にはもともと何らかの括りでグループが出来ていることが多いです。

その最たる例が人種であったり宗教であったり。

それらを分断して、

あるグループを差別させたり

グループ間で敵対させたりし、

統治される側の不満の矛先を、

統治しようとしている先進国ではなく

敵対するグループに目を向けさせて統率する方法が

分割統治とのことです。

そして植民地化が終わり、

統治されていた国が独立したとしても

グループ間の凝りは残り、対立し続け、

国内で紛争が残る自体になるようです。

仕組まれた、人工的な敵対心によるものであり

争う理由は、本当は何もないのです。

難民の映像に小さな子どもも映る

本当に辛いのですが、

紛争等によって難民となる人たちが逃れる映像が

ニュースとかで垣間見えます。

その中に、小さな子どもも居るのです。

川の中を移動したりする際、

真っ裸のまま親に連れられて逃げる赤ちゃんとか。

本当に見ていて辛いです。

竜太 (仮称) と竜子 (仮称) を重ねて見てしまいます。

子どもたちの衛生面を色々と気にかけていますが、

世界にはそれどころではない環境で生まれる赤ちゃんも多く居ます。

実に今の自分の環境が恵まれているかを痛感させられます。

今、色々と頑張っていますが、

将来、何かが成功し何らかの力を私が持てたとしたら

このような現実に対して少しでも力になれる活動に

積極的に関わっていきたいと思います。

もちろん、

普段の今の生活の中でも何か出来ることはあるはずです。

何か考えていこうと思います。

 - 父も勉強