意味は後追いで理解してそう
2017/11/18
子どもたち、
色々と発話するようになっています。
こちらの言うことも結構わかっているようです。
ただ、声に発する言葉の意味合いを
必ずしも理解していないようです。
でもその発言をするタイミングはまぁまぁ当たっているので
どのタイミングでどう言えば
会話として成立しているのか
というのを無意識ながら
周り (特に大人) のリアクションを頼りに学んで
自分も使ってみているようです。
使ってみた結果、また大人のリアクションを見て
補正をかけているように見えます。
スポンサーリンク
ママ、お仕事
平日の朝、
嫁さんの勤務地が遠いので
私よりも随分早く、家を出ます。
残った私は子どもたちの準備やら
自分の準備やら
家事やらをして
保育園に向けて皆で出発しています。
その間、子どもたちは、
ママはー ? ママはー ?
と聞くことが多いです。
それに対して、嘘を言うこともなく、
仕事〜
と私は答えています。
そのやり取りを何度もやっているためか、
先日、嫁さんがお風呂に入っていて
子どもたちの視界に入らない状態だったのですが、
竜太 (仮称) が、
ママはー ?
と聞いてきて、ソレに対して竜子 (仮称) が
仕事〜
と反射的に返していました 笑
仕事の意味はまだわかっていなく、
不在の理由として使えることまでを理解したようです。
AI の学習と実は同じ
子どもの発言を聞いていて思ったのですが、
この感じ、世間で注目を集めている AI 技術と同じ感じなのですよね。
世間では、AI が色々と理解してくれているように思えるような
紹介がされていますが、
理解しているというより、
話しかけられた内容や問いかけられた内容をもとに
どう返せば自然な会話なのかを統計的に選定しているだけなようで。
実際そのやり取りで成り立つコミュニケーションの意味は
わかっていないらしいです。
情報技術の話だけかと思いきや、
実際の人間も実は同じところからスタートしていて
それで会話を練習して、後追いで意味を理解しているようです。
もしかすると、人間も意味を理解していないのかもしれませんが、
この話は長くなるのでここでは割愛します。