お菓子を貰うと困る
2019/02/23
子どもたちの保育園の送り迎えは
専ら、私の役割になっています。
嫁さんの職場が私の職場より遠いためです。
今、住んでいるところは
結婚に伴い住み始めているのですが
嫁さんの職場と私の職場の真ん中よりも
嫁さん寄りでした。
私はかなりの長距離通勤をしていた訳ですが
子どもたちが保育園に行くタイミングくらいから
私が異動になり、職場がぐっと近くなってしまいました。
で、送り迎えをしていると
たまに周りの人から声をかけられたり
私が一生懸命子どもたちを連れている姿を見て
微笑ましく見て応援してくれている人が居て
とても有難いことです。
で、ある日、子どもたちを家に連れて帰る道中、
帰り道にいつも前を通るお店の中から
店主さんと思われる方 (女性) が出てきて
子どもたちにお菓子をくれました。
砂糖がコーティングされたタイプのお煎餅です。
スポンサーリンク
喜ぶ子どもたち、困惑する親
子どもたち、
取り敢えず “せんべい” というお菓子は認識出来ている模様です。
保育園とかでも食べていると聞いたことあります。
とは言え、勿論、
子どもたちが食べている せんべい は
小さな子ども向けの体に優しいやつで、
過剰な味付けがされていない
シンプルでプレーンな味わいのやつなはずです。
なので、大人が食べて美味しいと思える
一般的なお菓子は
子どもたちに取っては悪影響です。
栄養価の偏りだったり
特に私や嫁さんが気にしているのは
虫歯のリスク、です。
子どもたちが定期的に通っている歯医者さんからも
市販のお菓子は家で作るお菓子と比べて
砂糖の量が全然違って虫歯のリスクが高いので
避けることが理想的、ともアドバイスされていますので。
ですが、
せんべい = お菓子 = 美味しい、楽しい
と認識出来ていますので
家について食べるのを楽しみにしているオーラが
プンプンと出ていました…。
親である私や嫁さんは悩みどころです。
家に着くまでの間、
大人向けのお煎餅だから
まだ食べられないかもよー
とジャブを打ちましたが
全然響いて居無さそうで
もう食べる気満々…。
帰宅して嫁さんに事情を話すと
嫁さんも困った表情…。
子どもたちは幸せそうだが
仕方ないので
食後のデザート (子どもたちが毎回リクエストするので…) の予定を
みかんとバナナからお煎餅に変えました。
みかんとバナナの方がビタミンだとかミネラルだとか
きっと体に良いモノが多いハズですが、
一方のお煎餅は脂質が果物と比べて高いですし
ビタミンはまぁ、無いですよね…。
秀でているとすれば
製品が持つ魅力的な味です。
1 袋 2 枚入りで子どもたちが 1 袋ずつ貰っていますので
合計 2 袋 x 2 枚の 4 枚。
なので、子どもたち、嫁さん、私で
1 人 1 枚、食べることにしました。
子どもたちの喜びようと満足っぷりには
びっくりしました。
竜太 (仮称) はいつものように
デザートのおかわりの駄々をこねず
竜子 (仮称) は、
おいしいね !
なんてコメントしていました。
久しぶりにこの手のお菓子を食べたのですが
やはり味が濃いです。
薄味よりも濃い味が好きな竜子 (仮称) が
食いついているのも道理が行きます。
で、まぁ確かに
お煎餅 1 枚ずつを家族で食べるだけで
幸せな雰囲気になっていて
安易なお菓子を上げるという手段だけで
ここまでのモノ (幸せ感) が得られるのであれば
確かに手段としてはわからなくもないように思えました。
ただ、この手のお菓子は危険で
続けてしまうとそのうち
これがあって普通で、無いと物足りないように思えて来ます。
やはり安易な方法で得る幸せ感には
罠があるようにも思えています。
周りは良かれと思ってして頂いていて
そのご厚意には大変感謝していて嬉しい限りなのですが
親の立場ではこんな感じの苦悩があったりします。
子どもを幸せにする・喜ばすことの大変さは
その親でないとわからないものですね。
周りが安易な方法で手を出すべきでは無さそうです。
手を出すとしたら、やはり、挨拶だと思います。
おはよう、いってらっしゃい
とか
おかえりなさい、バイバイ
とか。