竜子、自分で絵を描く
2020/02/18
うちの子どもたち、平日の日中の間、
保育園で過ごしています。
保育園でお絵描きしたモノを
いつも持って帰って来ますが
自分で描いたモノから
先生やお友だちに描いて貰ったモノまで
多岐に渡るモノを持って帰ります。
子どもたちが描いてくれた絵や
一生懸命書いてくれたお手紙は
非常に可愛らしく、見てて嬉しく思うのですが
お友だちや先生に描いて貰ったモノは
親の目線で言うと
正直、そこまで興味がありません。
ですが、竜子にとっては
また観点が違うようです。
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上手に描けているモノが好きな竜子
竜子は出来栄えの良し悪しが分かるらしく
自分が描くより
先生に描いて貰った方が上手に出来たモノが
手に入ると思っているみたいです。
なので、先生に描いてもらったモノに対して
色塗りをして、自分の作品として
自慢気に見せてくれるのですが
それよりも
竜太とかが全く何も気にせず
自分で適当にシャシャシャっと書き殴った
家族の似顔絵の方が、
物凄く下手ですが、大好きだったりします。
この価値観の違いが竜子との間にあるため
竜子本人は解せない感じになっているようです。
納得いかないながらも挑戦してくれた
先生に描いて貰った絵に竜子が塗り絵したモノを
竜子が嬉しそうに持ってきてくれました。
可愛らしいけど、
お父さんもお母さんも
最初から最後まで全部、
竜子が描いた絵の方が好きだよ
と伝えると、
物凄い不満そうな表情をしながら
だって自分でやるとすぐ間違えちゃう…
と言っていました。
ちなみにうちの子たちは
失敗したり上手に出来ないことも
間違える、と表現しています。
間違えても良いし
上手に出来なくても良いから
全部自分で描いた絵を作ってみて、
お父さんとお母さんに頂戴。
お父さんもお母さんも、それが大好きだから。
と伝えておきました。
すると数日後、
保育園でお絵描きしたモノが鞄に入っていましたが
それを見ると
竜子が頑張って一人で描いた
竜太、嫁さん、私の姿がありました。
全然上手じゃないのですが、
ポイントを押さえていて
とても可愛らしいです。
その作品を鞄の中から見つけると
嫁さんと私で沢山、褒めてあげました。
これが好きなんだよ。
また作って持って帰ってね
と伝えておきました。
既製品の完成度を好む気持ちはよくわかります。
ですが、
自分でスクラッチしてみることの大切さや、
創造力を養うことが重要と、
しっかり気付いて欲しいモノです。
