親の判断・整理が重要 (子どもの教育指針)
2019/11/02
子どもたち、
一生懸命、
毎日 KUMON の算数に取り組んでいます。
何度かこのブログで取り上げていますが
以下を狙いとしています。
・子どもたちに勉強する習慣を身につけて欲しい
・小 1 の壁対策 : 子どもたちが自立して学校の宿題に取り組んで欲しい
・子どもたちも理系になって欲しい
かなり、親目線の親都合です。
特に一番最後のは、親の趣味レベルにも思えます。
ただ、上記を望む理由の根底は
子どもの幸せであって、
私の根底に、
知識や学力は幸せのエッセンス
という理解があるのだと思われます。
で、そんな風に子どもの将来や幸せを願った
親の振る舞いだったり、先導だったりしますが
ふと、子どもの幸せってのは何なのか
疑問に思うと共に
答えがなさ過ぎて、結局、親の判断と頭の整理結果に
子どもは巻き込まれる運命にあると再認識しました。
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子どもの幸せのなんてわからない
親は子どものことを思い、
子どもの幸せを願います。
で、子どもにしてあげられることとしては
親が一方的に思う幸せの形であったり
親が良かれと思って子どもにしてあげることだったりします。
で、これが果たして、子どもの幸せに本当に結びつくのかは
正直、誰もわかりません。
例えば、グローバル社会を鑑みて
子どもをインターナショナルスクールに入れるとします。
すると語学を中心とした
世界スタンダードなクオリティの高い教育を受けられるかもしれません。
でも、日本人の親の場合、母国語である日本語で
思考形成されている人が支配的と思います。
その一方で、子どもたちはインターナショナルスクールで
英語漬けになっていると、子どもは英語で思考するようになります。
こうなると、親と子どものコミュニケーションは
同一言語でのモノと比べて “疎” になると思います。
阿吽の呼吸であったり、ツーカーの仲、とやらがなくなる訳です。
この状況が果たして幸せなのか。
でも子どもは将来、グローバル社会で生き残りやすいです。
日本語だけで生きた子どもたちは、グローバルの波に飲まれて
かなり困難な生活を虐げられる可能性もあります。
このストーリーと比べると、よっぽど
前者のグローバルに備える案の方が、
トータルで幸せと言えるかもしれません。
あと、子どもたち本人の感じ方もあります。
いくらグローバル化の準備をしていなくて、
グローバルに飲まれて困難な生活をしようとも
親との間で思考とコミュニケーションを
同一言語で取れる子どもは、
もしかすると幸せと感じる人もいると思います。
果たして、何が本人たちの幸せなのか。
さっぱりわかりませんよね。
親の考え方が問われている
答えのないモノに対しては
自身の考え方を整理して
後悔が残らないように
信念だとか哲学だとか
そんなので決めるしかありません。
ある程度すると、それらは子どもにも生まれるので
自立して自分で決めてくれますが
それまでは親の決定の影響力がめちゃくちゃ大きいです。
なので、子どもたちの人生に影響するという意味において
親には物凄く大きな責任があるのです。
そんな大切な話を
近所の奥さんの話を聞いて触発されて決めるだとか
職場のパパさんママさん友だちの教育指針に感化されて
うちも ! うちも ! と思って同じことをするだとか
そんなので決めるべきではありません。
夫婦揃って、親の考えをまとめて
後悔の無いように子どもを導いてあげたいところです。
そんな時間を作るのが
なかなか困難とは思いますが…。
で、これらを経て、具体的な手段を探す方が良いですよね。
インターナショナルスクールも、1 つの手段ですし
子どもたちの幸せを担保するものではありませんので。