双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

正しさと世渡りのバランス

      2020/03/20

うちの子どもたち、

4 月から年中さんで

まだ 3 末までは年少さんの割に、

KUMON で足し算を初めていたり

絵本のひらがなを積極的に読んだり

お手紙を書いてみたり、

お箸でご飯を食べられるようになっていたりします。

総じて、色々と私が同年齢のときよりも

多くのことが出来るようになっているように思えます。

親の教育のおかげ、なんてことは全然思っていなくて

本人たちの頑張りによるところで

親バカに思われるかもしれませんが

子どもたちの努力については

親ながら、胸を張って誇りに思うところです。

ただ、いくつかの点で

他の子どもたちよりも出遅れているように思えるところがあり

以前もこのブログで触れていたと思いますが

うちの子どもたち、まだおしっこを漏らしちゃったりします…。

どうにも苦手らしいのですが、これに関連して、

悩ましいことがあります。

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嘘や言い訳でやり過ごす

例えば保育園のお昼寝でおしっこを漏らしてしまうと

ズボンやらパンツやら

場合によっては

お昼寝で使っている布団にかけるシーツやらタオルやらが

その日の洗濯物に加わります。

なので、漏らしたことはバレバレなのですが

保育園での生活であり

私や嫁さんの目が届いていないためか

最近、子どもたちは言い訳したり嘘をついて

おしっこ漏らしていなかったり

自分には非がないような言いっぷりをします。

すぐバレるような話なので

嘘だと見抜けますが

問題は、他の質問に対する答えが

本当なのか嘘なのかわからなくなります。

例えばお昼寝のおねしょの場合、

寝る前にトイレ行っておしっこしたかどうか聞きますが

トイレ行った

と子どもたちは答えます。

これが本当であれば、

それ以上、子どもたちにはどうしようもないので

仕方ないね、となるのですが

前段で、おしっこ漏らしたことを嘘ついたり言い訳をして

やり過ごそうとしている経緯がありますので

本当にトイレに行ったのか、また嘘をついているのかわかりません…。

という訳で、

嘘や言い訳をしっかり叱るのですが

その先の成長として不安なことがあります。

正直者が損をする世の中

子どもたちはまだまだ色々と基礎を学ぶステージです。

基本に忠実に、ということであれば

物事に対して真摯に取り組み、

正直に、素直で居ることが大切です。

ですが、社会であったり世の中は

そんなに甘くなく

ずる賢い仕組みや考え方でいっぱいです。

沈黙は金なり

という言葉もあったり

嘘も方便

といった言葉すらあります。

やもすると、

バカ正直にいることや振る舞いは

重箱の隅をつつくことになったりして

色々な局面で煙たがれる可能性もあります。

つまり幼少の頃に受ける教育と

社会で生き抜くために必要な観点が

一致していないのです。

また、実は場合によっては命にも関わります。

例えば駅とか公共の場で

たまに

イザコザを起こしている人だとか

迷惑行為に及ぶような人も見かけます。

正義感を持って自らそれらを止めたりすると危険ですし

自らでなくても、例えば警察とかに通報したとしても

逆恨みを買って被害が及ぶ可能性もあります。

正しいことをしなさいと教育を受けたにも関わらず

そんな状況での全体最適解はシャシャリ出るのではなく

見て見ぬ振りをする、という姑息な振る舞いです。

この現実と理想の乖離を

果たして子どもたちは理解出来るのだろうか。

私の場合、実は理解するのが遅く

随分と損をしたように思えますが

うちの子どもたちも同じ目に合うのかと思うと

どのように伝えて、どのようにアドバイスすべきなのか

非常に悩ましく思っています。

他者を出し抜いて有利になって欲しいというより、

純粋さが災いして、命におよぶような事態に巻き込まれてほしくない

という思いです。

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