知名度やブランドとコスト体質のトレードオフ
2021/10/16
子どもたちが乳幼児のとき、
本当に毎日がゲリラ戦のような感じで
生き残るのが精一杯といった感じでした。
が、年少さんになったくらいのタイミングから
負担がグッと減った気がします。
心と時間に余裕が生まれた感じでした。
それまで仕事を押さえていたため
本格的に仕事に専念し始めようかと思っていましたが
その際、取り組んでいる仕事が対象で良いのかと疑問を持ち始め
自身の人生を再考し始めました。
考えた末、人生で初めての転職に踏み切り
現職に就くことになりました。
前職も現職もそこそこの知名度で大企業なので
大企業病というやつは既定路線。
で、とある新規ビジネスに挑んでいますが
なかなかな悩ましさがあります。
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スモールスタートがし難い
良くも悪くも
大きな企業ですので
資金力や予算は大きいと思います。
ただ、新しい事業を起こすとなると
既存事業とは異なり、
利益を上げることも結構大変です。
とは言え、それなりのリソースをつぎ込みますし
つぎ込んだアマウントから期待するリターンも
その事業を始めるに値する程の見込みが求められます。
しかも、
新事業なので、当面は赤字覚悟で歯を食いしばる
といった戦略を取ることが出来れば良いのですが
事業ごとに収支をしっかりマネジメントする社風があり
事業継続を謳うためにも
数年で黒字化出来るような計画を求められます。
これがかなり厳しい…。
スモールスタートしたいにも関わらず
そこそこの部隊を中途半端に抱えている感じ。
コスト高かつ不十分なリソース。
そして利益も中期的にあげる。
本当に厳しい…。
身軽な振興はコスパ良いがブランド不足
新事業を立ち上げて推進する営みの中で
色々な手段を並べて選定しています。
その中で、
もし今のコスト体質な部隊がなく
身軽な頭数でいくなら
この案取ると物凄く市場競争力のあるモノが提供出来るなぁ
と思うに至る方法もありました。
個人的にはその案を取りたかったのですが
その案を取ってしまうと、先々のビジネスの広がりが見えないため
採用されることはありませんでした。
ですが、新興プレイヤであれば
長期に続く必要もなく
その案を起点として広げていき、
広がりに限界を感じたらまた次のコトにシフトすれば良いです。
こういった取り組み方が大企業には出来ず、
ここで選んだ路線で推し進める感じになるため
採用を見送った感じです。
その一方、親交のプレイヤがコスト効率の良い方法で
市場に参戦しても
今度は知名度やブランド不足で
営業活動が困難、というジレンマもあります。
そこはコスト体質であろうとも
ブランドを持つ大企業が有利な点です。
何とも悩ましい感じがしますが
無名振興の身軽さおよびコスパと
大企業の知名度およびブランドを
上手く両立した取り組みが出来れば良いのになぁ。
