トウモロコシ = 甘い は不憫か幸せか
2022/09/09
育児に取り組む親は
恐らく色々な葛藤があるかと思います。
特に子どもに対して
どこまで甘えさせて良いのか、
どこからがやるべきではない甘やかしなのか、
の線引きは非常に難しい話かと思います。
このブログでは何度も触れていますが
うちは子どもたちに対して多分、かなり厳格です。
主な原因は私です。
嫁さんからは厳し過ぎるとも言われます。
が、先日の北海道旅行の
お土産に買ったトウモロコシを
家族で食べている際に
不自由は必ずしも不幸ということもなく
むしろ幸せなことも多々あるのではないか
という気もしてきました。
スポンサーリンク
家族で楽しむトウモロコシの味
イオンモール旭川の中に
北海道物産展みたいなお店がありました。
そこで朝採れトウモロコシが売っていたり
普通にイオン内の生鮮食料品売り場にて
北海道産の白いトウモロコシが売られていたので
どちらともお土産に買って帰りました。
家について、嫁さんが早速ガスコンロのグリルを使って
トウモロコシを焼いてくれて
それを家族みんなで食べたのですが
皆、美味しい美味しい、甘い甘いと言って
北海道旅行の延長のように楽しめました。
何かその雰囲気に物凄く幸福感を持ちました。
1 本、100-200 円くらいのモノです。
焼いて食べたといっても、
1 人 1 本も食べていません。
多分、1.5 本を 4 人で分けたような量です。
つまり 200-300 円分くらいで
物凄い幸福感です。
もしトウモロコシを食べたいと思わなければ
こんな機会や幸せを味わうことも無かったでしょう。
野菜や果物に有難みが無かった幼少期
私が子どもの頃、
実は焼いたり茹でたりしたトウモロコシを差し出されても
全然嬉しくも無かった記憶があります。
むしろ、食べるのが面倒なイメージすらありました。
トウモロコシにかぶりついて食べると
コーンのツブツブを上手く芯から削ぎ落して食べることが出来ず
芯にけっこう、わさわさと残っちゃうのが嫌だったのです。
だからと言って 1 粒ずつ手で引きちぎって食べていると
そのおやつなり食事の時間はタイムアウトしてしまいます。
そしてそこまで気を使ったり労力をかけたところで
美味しいと思える訳では無いことが致命的でした。
当時、既に私は市販のお菓子を口にしていたので
トウモロコシの自然な甘みでは満足できなくなっていました。
市販のお砂糖たっぷりのチョコ味だとかイチゴ味だとか
そんなところに味覚がセットされている感じ。
一方、うちの子たちは普段そんなお菓子を食べていません。
だからこそ、トウモロコシも喜んで食べます。
果たして普段、市販のお菓子を食べないことが本当に不憫なのか。
可哀想とも思えます。
ですが、普段からチョコ菓子やらスナック菓子を食べていたら
きっと、北海道のイオンにて、
家族でトウモロコシを買おうと
いって盛り上がることも無かったでしょう。
自分の厳しさを自己肯定する訳ではありませんが
こういったことも存在することも事実。
色々とサジ加減が難しいですね…。