雨や こんこん 二人とも
双子の親をしていると、双子あるあるを求められることがたまにあります。双子 + 上の子 or 下の子 といったご家庭であれば話は別ですが、うちは双子の子どもたちだけなので、他の兄弟・姉妹のケースとの比較が出来ず、どれが双子ならではなのか分からない、というのが素直なところです。
で、うちの子どもたちは性別違うこともあり二卵性双生児です。なので、ただの兄弟・姉妹と変わらない程度の類似点です。遺伝子上は。がしかし、それでも二人は妙なところでシンクロすることもあります。しかも余計なところで…。以前もありましたが、また、テストで珍回答したようです。
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擬音語・擬態語
子どもたちが学校で受けた国語のテストで、擬音語・擬態語を選ぶ問題があったようです。大人であれば様々な文章や機会で色々な表現を耳にしていますので、何ら難しさは無いのですが、子どもたちからするとちょっと面倒な問題です。
というのも、擬音語・擬態語として正解とされる表現に、道理・理屈が付くモノって少ないような気もします。例えば “雨が ざーざー 降る” という表現。雨がめちゃくちゃ降っているとき、ざーって音がしなくもないのでわからなくもありません。が、”雨が しとしと 降る” はどうでしょう。しとしとって音がする訳でも無く、雰囲気を かな で表現しただけに過ぎません。そこの妥当性は日本語に触れて生きてきて育まれた文化的なところというか肌感覚というか何というか。言葉の勉強と言うより文化寄りな気がします。
こんこん て何だ
で、子どもたちが間違えた問題。前述している “雨” に相応しい擬音語・擬態語を選ぶというモノでした。選択問題なのがまだ親切なところで、色々と選んだ後の消去法でも取り組める感じ。
どのように取り組んだのかは定かではありませんが、竜子の解答用紙には “こんこん” が選ばれていました…。”雨が こんこん 降る” という表現に違和感がなく自然に感じてしまった模様。これに対して、“どうしてこれを選んだの ?” と問うてみたところ、“え ? だって、あーめーやこんこん♪て歌うから…” と返って来ました。
それを傍らで聞いていた竜太に目を向けて、“今の歌、どう思う ? 普通 ? どっか違う ?” と聞いてみたら、竜太からの回答は “ん ? 合ってるよ。あーめーやこんこん♪ だから こんこん 選んだよ” と…。まだ竜太のテストは採点されていないらしく返って来て居ませんでしたが、どうやら竜太も誤答だった模様。二人して歌を間違えて覚えていたようです。
その歌がまず違うことを訂正して、”しとしと” が正解と伝えました。竜子は “何で ?” と鋭い質問をしてきましたが、それに対してロジカルな解はなく、そう決まっているとしか言いようがなく。まぁテストの誤答は定着していないところを見つけ出すためなので、全然良いのですが、二人して同じように間違えるとは。多分、保育園のときに適当に歌っていたのを放置していたツケがここに来たような気がします。
それにしても、”こんこん” て何なんですかね。謎です。