逃げることは覚悟を決めること
子どもたちが生まれてから、私の時間の大半は子どもたちに向けられることとなり、手のかかるとはまさにこのことなのだと痛感した生活を送っていました。現在もなお進行中ではありますが、生まれてから間もない頃と比べると格段にその負荷は軽減されています。以前は生活する上で色々な一生懸命やら奮闘やらで疲弊してましたが、今では主に学習面だとか、社会性のところだとか、そんなのに頭を悩ませています。
これから厳しい世の中で子どもたちは自分たちの力だけでいきていけるように色々と学ぶ必要があります。時には逃げることも必要となります。が、この逃げることというのは割と難しく高度なテクニックに思えて来ました。
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逃げても解決しない
何か困難に直面すると、私たちが取ることの出来る選択肢は二つです。
・立ち向かう
・逃げる
逃げることは直面する課題やら困難に向き合うことを避ける行為ですので、逃げた途端にその重圧だとか苦しさから一気に開放されます。なので容易に頼ってしまいがちですが、根本的に解決していなく、放り投げた困難や課題や試練は将来的にまた別の形になって目の前を立ち塞ぎます。結局のところ、とこかで立ち向かう必要は残るのです。
反撃の機会を虎視眈々と
ではやはり逃げることは役に立たないのかと言うと決してそんなこともなく。まず、生き残ってなんぼです。生き残るためなら根本解決でないにしても、逃げて自分を守るべきです。逃げたことで黒星が付くかもしれません。ですが、そこから学べること、収穫は沢山あると思います。それらを経て、まずは成長です。次に力を蓄えましょう、自らの力、周りの力。勝つために必要ならどんどん活用すべきです。そして次にその困難に直面するときには克服出来るように目指しましょう。
問題は、次の機会がいつになるのか予想し難いことです。逃げた後にウカウカしていると、気を抜いているところにまたその困難は現れます。それをリベンジの機会と前向きに挑めるのか、またもや逃げて心に負い目を持つのか、それは最初に逃げた後の振る舞い次第です。逃げたら安心という訳ではありません。逃げたら逃げたなりのやること・取り組むべきことがあるのです。逃げることには責任や覚悟が伴います。