悔しさを抑え込む竜太 (水泳 不合格)
このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたち、毎週日曜日に水泳教室に通っています。きっかけは学校の水泳の授業。保育園のときはプールらしいプールも無く水遊び程度しか出来なかった子どもたち。小学 1 年生のときの初めての体育の授業で、レベル別にグループを分けられて、泳げない組みでスタートした一方、いくつかのお友だちは泳げるグループでグングン泳いでいる様を見て、自身も泳ぎたくなったようです。水泳教室の体験レッスンに参加して、通うかどうか問うと、二人とも通うと言ったので、そこから子どもたちの水泳への取り組みが始まっています。
子どもたちの通う水泳教室は 2 ヵ月に 1 回、進級試験があります。12 月 1 月の練習を経て試験を受けましたが、今回は残念ながら不合格だった竜太。ですが随分と爽やかにしています。
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悔しいはずの竜太
最近、水泳教室には嫁さんが子どもたちを連れて行って私はお留守番しています。子どもたちの様子は嫁さんから適宜連絡を受けるので、試験の結果も子どもたちが帰宅する前までに教えて貰えていました。嫁さんからの連絡では、竜太は結構落ち込んでいるとのことでした。そして以前、練習しに行っていた市民プール的なところで練習したいと言い出しているという話も嫁さんから事前に聞いていました。
これらから察するに、竜太は随分と悔しい思いをしていることが伺えます。いつも不合格のとき、竜太は物凄く泣いて悔しがります。それは一生懸命練習したが故に悔しいと思うこともあったり、自信があったが故に悔しい思いをしていたり。時には根拠のない自信を付けてしまい、変なプライドを付けて勝手に自爆したり。今回はまだまだ仕上がって無さそうなので、最後のパターンかと思っていました。
割と爽やかで抑え込んでいる
子どもたちと嫁さんが家に着くや否や、竜太から報告がありました。“合格しなかったよ” とちょっと弱弱しく。やはり落ち込んでいるかと思い、“そりゃ辛かったな” と返すと、“辛くないよ。(秋の運動会の) リレー選手になるためになったと思えば” と少し弱いながらも前向きな発言が聞けました。子どもたちの通う小学校の秋の運動会では、クラスごとにリレー選手を選抜します。勿論、走ってタイムを計り、足が速い人が選ばれます。その際、水泳なり運動して体が鍛えられていると勿論有利です。竜太は今回の試験がダメだったとしても、水泳教室に通って練習しているからリレー選手になるために役立っていると言っているのです。
嫁さんから事前に聞けていた竜太の様子と結構違った感じがしました。恐らく、私相手に我儘で幼い自分を抑え込んで見せているのだと思います。竜太の心の成長を垣間見ました。随分とお兄さんっぽいことが出来るようになったものです。まだまだこういったケースは少ないですが、少しずつ見せてくれるようになったかと思うと、物凄く頼もしさを感じてしまいます。