興味や意欲と記憶 (好循環 or 悪循環)

このブログは子どもたちとの育児生活を中心に綴った育児ブログです。子どもたちの発育や病状の悩みは少しずつ少なくなっていき、今では専ら、子どもたちの学力が悩みのタネになっています。その原因は中学受験です。小学生が取り組むにはハード過ぎる取り組みに、親子や家族が一致団結して取り組む形が一般的と思います。
我が家も例に漏れず、今では子どもたちの勉強の取り組みが生活の中心になっています。子どもたち二人に同じようにリードやアドバイスして来ましたが、竜子はそれなりに成果として表れている一方、竜太はどんどんと悪化していっています。竜太は好き嫌いが激しいので、興味や関心が薄い物事がさっぱり頭に入らないのだと思われます。
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つまらなく興味が無いから覚えられない
先日も記載しましたが、子どもたちの語彙力を上げるために音読で目にする不明な言葉や言い回しを拾って子どもたちに説明するようにしています。二人とも自己申告する不明な言葉や言い回しの数は少ないのですが、竜子は何となくのイメージがあり分かっていたりしますが、竜太は言葉の意味について気にも留めていないことが大半です。なので、竜太がノーマークの言葉や言い回しを拾って問うてみると、ほぼ全てに対してわからないという回答をします。しかも読んでいる文章は読解問題の本文で、これまでも何回か音読に使っていたモノです。
これまで読んでいる中で、いかに馴染みのない言葉について無沈着だったか露呈されます…。それと同時に、ここまでわからないのであれば読解問題で得点出来ない状況も納得してしまいます。竜太は言葉について興味が無いのだと思います。
覚えられないから興味を持てない
言葉をなかなか覚えられない竜太は、文章や言葉に興味を持つことも難しいでしょう。やはり取り組んでいて上手くいくことには前向きになれますが、なかなか手応えがなくずっと苦手意識を持つような内容については距離を取ってしまい勝ちです。私が英語から逃げていたときがまさにそんな感じでした。いくら取り組んだところでなかなか上手くいかず、それならいっそのこと自身の視界に入れずに気にしないで生きていけるように努めていた気がします。
この状態を変えるのはなかなか大変です。気持ち的には逃げる方向に頭も体も向かいますので、何とか力学をかけてしがみつくような矯正力が必要になります。私は大人になって自分の人生を考えたときに、英語の重要性を理解したので何とか出来ましたが、小学生がそれをするのは酷かもしれませんね。それこそ合格したい・入学したいと思える学校に対してどれだけ気持ちを作れるか否か。竜太は精神力が弱いので、あまり大きくは期待出来なさそうです…。