少しの我慢で多くの人の幸せを

このブログでは何度も触れていますし、もはやこのブログの話の中心になっていると思いますが、竜太の悪態が酷いです。自分の我儘が叶うことが当然であり普通と思っている節があり、それが叶わいときの不平不満っぷりが物凄く酷い。そういった態度は誰もが許されて来たのですが、それは赤ちゃんのときです。赤ちゃんは不思議な存在で、あまりにも無力なために周りを支配します。赤ちゃんの不快に思うことを取り除こうと周りの大人は必死になり、赤ちゃんのコトを優先します。
竜太はまだ幼いといっても、勿論既に赤ちゃんを卒業していますし、今ではもう小学 4 年生。小学校生活 6 年間のうち 3 年は終わっており、後半 3 年間の 1 年目を過ごしています。10 月時点で小学校生活はもう残り 2 年半なのです。自身より幼い学年の生徒も小学校には沢山います。そろそろ歳相応の物腰を期待したいのですが、まだまだ無理なようです。
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竜太の詰まらない不平不満から不幸に
このブログでは何度も触れて来ましたが、我が家で険悪な空気になる元凶は、いつも竜太です。竜太が何か思うことあったり興味が湧いたり、何かをしたくなったことをトリガーに、それが叶わないと竜太は納得せずに文句を言います。叶わなかった思いの処理が今でも苦手らしく、そこから悪態が始まります。たいてい、竜太は嫁さんに八つ当たりしたり、そのイライラや不満を言い訳に毎日のルーティンとしている勉強に着手せずにダラダラと時間を浪費し始めたりして、私の感情を逆撫でます。
その後、業を煮やして嫁さんなり私のどちらかが爆発し、そのうち嫁さんと私の間でも喧嘩が起きます。そこからもう家族は最悪の状態になります。このとき、竜子は特に非が無いのですが、いつも嫁さんからトバッチリを受けてしまいます。元凶の竜太に私は更にイライラして、竜太に対してめちゃくちゃ怒ってしまいます。結局、竜太の周りを全員不幸にし、最後は竜太自身も不幸になり、全く何も良いことが起きません…。
共存は皆で少しの我慢
人間は独りでは生きていけません。多くの人と繋がり、何かしらの形で分業をして活動や生産性を高めて来ました。その結果、文明を生み出し、様々なイノベーションが起こり、今の生活が実現出来ています。他の種族を多く犠牲にしているとはいえ、これほどに安定して地球を支配しているのは、人間同士がコミュニケーションを交わし共存して来たからです。
話が大きくなりましたが、私たちの普段の生活も然りで、我々は何かのコミュニティに属する形で生き永らえています。このとき、コミュニティの中で誰かが我儘を言えば他の人が何かを我慢するような構図になっています。強い我儘に対しては多くの人の我慢や譲歩が必要となります。その我儘が続けば勿論、多くの人の不平不満に繋がり、最後にはコミュニティが崩壊します。今の生活で概ね満足な人が多いので、こういったコミュニティの崩壊に辿り着かないよう一定のルールや法律を定めて、そこに従うのは窮屈ですし面倒ですが、少しの我慢で従えるようなモノばかりなので、多くの人は普段から少しの我慢をしながら安定した生活を享受して幸せに暮らしています。
こういった仕組みになっていることを竜太には再三伝えているのですが、頭で理解しながらも、まだまだ実行に移せ無さそうにしています。早く赤ちゃんを卒業してくれると良いのですが…。