緻密さ不足が命取りか

このブログは子どもたちが生まれたことを機に始めた育児ブログです。双子の親という稀有な経験を少しでも役立てられないかと思ったことと、自身の人生で人の親になるという明らかに新しく未経験のフェーズを迎えることを機に新しい取り組みがしたくなったことを理由に始めています。普段のドタバタした生活で細かいことに気を配れなくなっているためか、双子ならではの悩みはあるようで無いような気がしていました。
が、子どもたちは今では小学 4 年生になっていて、中学受験に向けた勉強に取り組むようになると、ここに来て双子ならではの悩みに直面しています。2 人の学力差についてです。2 人は同じ環境で育っていて、勉強についても同じ指導をしてきました。それでも 2 の学力に差が開いてしまうと親としては悩ましく、特に出遅れてる方に対して心配とストレスが生まれます。2 人に差だとか違いはありますが共通点も勿論あります。2 人ともまだまだ緻密さが足りません。その緻密さ不足が顕著に足を引っ張っているように見えるのは、竜子です。
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割と結果を出せているが故
最近、竜子はかなり上手く勉強に取り組めているように見えます。朝の取り組みのタイムスタンプを記録するようになり、割とテキパキ終わらせていって朝のルーティンを仕上げ、残った時間で帰宅後の取り組みを前倒しで着手出来ています。自ずと取り組み量も以前より多いためか、成績についてはまだまだ目標からは距離があるものの、着実にコツコツと取り組むことで狙うことの出来るような射程範囲内に入ることが出来ているように見えます。
ただし、竜子はこの頑張りに応じた結果がまだまだ表れきれていないように感じます。まだまだ気持ち作れず覚悟が決まらずにダラダラと取り組む竜太は竜子よりも取り組み量が少ないのですが、竜子は竜太と比べてもっと差をつけても良さそうなのに、そこまででも無かったりします。その原因が緻密さ不足で、ウッカリ失点することが多々あるのです。よく出来ているが故にその失点が目立ったり影響を大きく及ぼします。
伸び代なのか爆弾なのか
竜子の緻密さ不足は足かせであることには間違いありませんが、これを克服することで点数的にもう一段階上に行けることも事実です。その意味では伸び代があると言えますが、緻密さ不足で失点する可能性は爆弾を内包しているようにも感じます。いつも概ね得点出来ている内容においても、ボタンの掛け違いがあればそこから済し崩し的に、雪崩のように誤答となり大失点となります。それが受験本番で生じてしまわないかと冷や冷やします。
ウッカリをゼロにすることは難しいかもしれませんが、可能な限り減らしたりして成功確率を高めていってほしいところです。普段の生活でも細かい所まで気を配ったりしていれば、各種教科のテストでも同様に慎重に緻密に取り組めると思うのですが、なかなかそう上手く生活は変わりませんね…。