双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

自分のためであり有限である勉強の機会

   

このブログは子どもたちとの育児生活を中心に綴った育児ブログです。子どもたちはもう小学 4 年生。本格化した中学受験に向けた勉強に一生懸命取り組んでいて、時間や注意の大半が勉強だとか志望する中学校の情報収集に費やされているように思えます。親である私が無理やり子どもたちに勉強に取り組ませているのかというとそうでも無く、中学受験は子どもたちがやると言って取り組んでいるモノです。事実、中学の文化祭だとか説明会に出席した子どもたちは、それぞれ強い憧れを持つ中学も見つけることが出来ていて、そこの入試での合格とその後に続く学校生活を夢見て頑張って勉強しています。

がしかし、だからと言って勉強の大変さを無条件に受け入れられる訳ではありません。子どもたちはまだまだ小学 4 年生。頭で分かりつつ、遊びたかったり勉強が面倒に思える気持ちもあって、日々葛藤しているように見えます。勉強について、もう一段踏み込んだ理解が必要そうです。

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自分のための勉強

そもそも勉強は自分のために取り組むモノです。勉強して得られる対価は自身の能力アップです。それは紛れもなく自身の将来に向けた準備であり、自身の夢を叶えるための力です。このことから、よくテストで xx 点以上を取ったらだとか 100 点を取ったらお小遣いを上げるだとか、欲しいモノを買ってあげるといった報酬制度を個人的に良く思っていません。勉強で得られるリターン、対価は自身の強化です。それは親のためでも無く、自身のためなのです。

少し枠を超えて考えている人は道に迷うかもしれません。例えば将来医者になって多くの人を助けたい。多くの他者のために頑張ると思っているような人。その場合、自身の取り組みは自身のためというより困っている人を救うためといった位置づけに感じます。がしかし、困った人を救いたいのは自分自身であり、それを実現するための勉強だとか努力なので、やっぱり自分のためになります。

機会は有限

時間や機会は無限にある訳では無く有限です。これは私も社会人になって暫くするまで気付けなかったことなので、小学生には到底理解不能かもしれません。授業、予習、宿題、復習、といった感じに勉強する機会や理由に囲まれて大学卒業まで過ごします。そうすると勉強はいつでもどこでも身の回りにあって、実は限られた機会にしか取り組めないことに気付き難いです。勿論、生涯学習という言葉もあるように、どの世代、どの年齢になったとしても継続した勉強と自身の update は必須な世の中です。がしかし、親切丁寧に整った環境で腰を据えて勉強出来る期間は限られています。それは物凄く貴重な期間と環境だったりするのです。大人だとか社会人になり、家族を築き、子育てと化しているとその貴重さに気付き、蔑ろにしていた自分を愚かに思います。

中学受験に挑む小学生の場合、その有限であることに気付くのは恐らく小学 6 年生の 1 年間かもしれません。もうその 1 年間は何もかもが最後となる 1 年です。最後の 4 月。最後の 5 月。最後の夏休み、最後の秋、最後の冬休み、最後のお正月。そして受験本番。泣いても笑っても最後。もっと勉強したかった、しておけばよかったとその時点で後悔してもどうにも変えようがありません。そうなると変えられるのは中学生の生活です。

そんな風に捉えて、今目の前にある取り組みに対して真摯に接すれば、腰が重い感覚だとか嫌な気持ちは薄れると思いますが、それは大人の感覚だとか理論でしかないのかもしれませんね。

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