双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

目的が不明確になりやすい育成

      2019/07/05

最近、子育てをする親の立場でも

気をつける必要があると思えたことがあります。

社内の育成プログラムについてです。

社員・従業員を育成し

戦力強化することは

何ら違和感の無い話ですし

至極真っ当な話です。

ですが、それ故に

その手段が不適切であることを

たまに気付けず、盲目的になることがあります。

スキルアップ、能力アップしているのだから

何を否定するのだ、と思考停止になる感じ。

どういうことかと言うと

その方法で鍛えられた社員なり従業員は

どのような形で自社に貢献して欲しいのか、

リードしてほしいのか

といった、本来の育成プログラムの目的が

曖昧なことが多いのです。

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育成プログラム後の離職が課題という残念な話

弊社の育成プログラムは色々とあります。

その中で、OJT プログラムがあり

国内外の他社に社員が出向し

短い期間ではありますが、例えば 1 年前後くらい働き

仕事を通じてスキルアップする、というモノです。

聞こえはよく、否定の余地もありませんが

そこが落とし穴と思います。

その経験を経た社員、

どうやら、転職してしまう人も結構居るらしいです。

なぜなら、OJT で身につけたスキルなり経験をもとに

もっとこういう仕事をしたい

という思いが強くなりますし

期間限定とは言え他社で働けた経験値が出来るので

転職してもやっていける自信が付いちゃうらしく。

ではそんな人たちは、なぜ内ではなく外を選ぶのか。

それは、そんな人たちが満足して活躍できる仕事が内に無い

もしくは非常に少なく、そのような仕事の機会が希少で

自身が携わることが出来ないからです。

手段は本来、目的のためにあります。

xxxx という事業を伸ばしたい、xxxx というところを強化したい

という目的の具体化がなされて、それに見合う手段として、

社員を OJT で鍛えよう

という手段の選択になるはずです。

それがないままに

社員に OJT をさせて、何となくパワーアップした社員を

会社が十分に活かしきれていない訳です。

もっと言うと、そんな人たちを必要とする部署や

活躍させたい場が無いのであれば

その手段、一般論では素晴らしいと言えますが

うちの会社からすると不要な施策な訳です。

子どもの教育にも当てはまるやも

ここまでは勤め先に対する愚痴のようなモノですが

それを踏まえ、

自分が子どもたちに示す教育指針であったり

取り組むべき勉強なり習い事といった育成の話も

同じようなことが言えるかもしれません。

親として、何を目的にそれを子どものやらせて

何かを身につけさせようとしているのか。

漠然と、

勉強できたら、スポーツできたら、英語できたら

といったアイディアだけで子どもたちに取り組ませて

能力を身につけたところで

そのスキルなり能力を活かせる場が無ければ意味がありません。

これから子どもたちは成長を重ねて

私や嫁さんが子どもたちに提供する学びの場やその内容は

今よりもより、特定のモノになっていきます。

例えばピアノ、英語、水泳、算数、国語、サッカー、バスケ、ナドナド。

色々と可能性はあると思いますが

それらを選ぶ際、なぜそれを身に付けてほしくて

身につけたモノはどこで活用されるのか

といったことをしっかりと考え、取捨選択したいと思います。

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