競い合わないと急げないか (計算問題)

このブログは子どもたちとの育児生活を中心に綴った育児ブログです。保育園に通っていた頃は、子どもたちの病状やら発育で頭を悩ませながらドタバタな日々を過ごしていましたが、小学 4 年生となった今ではそういった悩みよりも別のモノが重く圧し掛かるようになってきました。中学受験に向けた勉強だとか成績についてです。生活時間の大半を勉強に費やしていることもあり、このブログで触れる育児生活も、中学受験に関する話が多くなっています。
今日もそんな勉強のお話になります。中学受験も大学受験も、実は量より質を高めて取り組んだ方が良いのですが、これがなかなか難しいです。質が上がらないのでどうしても量に頼りますが、これをしてしまうと睡眠時間が少なくなったり、勉強以外の取り組み時間が無くなってしまい、座学で学ぶコトでは無く経験や体験を通じて得るようなコトが手薄になってしまいます。なので、どうにか質を上げよう口を酸っぱく集中するように言うのですが、返事だけは立派で実態が伴いません。という訳で、競争原理を働かせてみることにしました。
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明らかに集中
計算問題に取り組む際、タイマーを使ってタイムトライアルに取り組むことで焦燥感と集中力を養ってスピードを鍛えるようにしています。が、このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたちはタイマーの数値を気にしないという体性を持っているらしく、タイマーが何分を指し示そうと全然気にしません。鋼のマイペースですが、だからと言ってこのマイペースが何か子どもたちの役に立っている気もしません。慌てずに自分のペースでどっしり構えるべきところではしっかりソワソワしていますので…。
計算問題に対して、なかなか子どもたちが集中しないので、二人でスタートを合わせて競争させてみることにしました。すると見違えるような集中の姿勢を見せました。そして概ねいつもの所用時間の 3, 4 割少ない時間で終えているあたり、やはり普段は限界まで急げていないことが明らかになりました。
そのうちまた飽きるのかも
取り合えず二人は競わせることで競争出来ることは分かったのですが、そのうちまた鋼のマイペースで無効化される可能性大です。タイマーを使い始めた頃は結構集中して急ぐようにしていたのですが、段々とタイマーの存在に慣れてしまい、意識しない、気にしない、という境地に立つようになりました。二人で競争していますが、恐らくそのうち片方がもう片方に定常的に勝つようになると思います。そうすると負け続ける方がいつも通り負けると思えばそこに競争心だとか焦燥感も無くなり、きっといつものマイペースになると思われます。
という訳で、競争し合うことに飽きたときに次の一手を考えたいところですが、あまり良案が思いつきません。子どもたち同士で競争することに慣れて飽きてしまったら、次は嫁さん加えて 3 人で競争させる方法くらいしか今は手札がありません。それが効果無かったり、更にそれも飽きたらその次は果たして一体…。人間の飽きだとか慣れへの対策って大変ですね。