偏見や異なった価値観から生じる歪み
2017/09/12
毎日子どもたちのお世話で大変です。
世間一般からすると
私は育児に励む男性で、
良いパパ・父に映ることでしょう。
一方の私は、
これからの世の中、男性も育児に参画しないとね
とかっていう高尚な考えを持っているわけではありません。
やりたい人がやれば良い
というのが私のスタンスです。
あとは、
母親に対して父親には超えられない壁があります。
男性ではどうしようもない部分が育児にはありますので
作業効率化の観点で女性が中心になることは
生物学上、自然な話だとも思っています。
こんなこと考えていますし、
イクメンという言葉嫌いですし
自分はイクメンではないと思っていますが、
最近、yahoo か何かの記事で
抱っこ紐で子どもを抱っこする男性の姿が
あまりよく映っていないという話を目にしました。
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抱っこ紐どころかおんぶ紐までしているぜ
yahoo の記事の内容はここで細かく触れませんが、
私は抱っこ紐どころかおんぶ紐をして
前後に子どもたちをおんぶ抱っこで保育園に送り迎えしています。
抱っこ紐の男性の印象があまり良くないのであれば
私の印象も相当良くないはず 笑
そんな目立つ格好しながら電車で 1 駅分移動して
保育園に通っていますので、哀れな存在に写っているのかもですね。
応援だけすりゃいいのに
で、前述の yahoo の記事で、違うな、と思った記載がありました。
やはり男性の育児はまだまだで、女性には及んでいない
といった内容です。
先程、私も女性の方が適しているみたいな記載をしていて
矛盾しているかもしれませんが、
ポイントはそこではありません。
どのような記載だったかというと
イクメンが大きな荷物持って
抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしながら
電車に座っていた。
スマホ操作しながら、喉が渇いたので
ペットボトルを取り出し、
飲んでカバンに仕舞った
という内容。
なにが指摘されていたかというと、
もしママなら
気を利かせて
ペットボトルの水を赤ちゃんにも飲ませた、
パパはまだまだママに及ばない。
という趣旨。
これ、 典型的な余計なお世話というか
異なる価値観での一方的評価です。
そのイクメンの赤ちゃんの月齢とか知りませんが
まず思いつくところとしては
ペットボトルでミネラルウォーターをあげて良いかどうか
というのは赤ちゃんの安全面に関わります。
ミネラルウォーターは子どもにはあげない
という指針の親も居ると思います。
次に、虫歯対策。
親が口にしたものは子どもに与えない
という指針の親もいます。
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中は
虫歯の菌がいませんが、
親や周りの大人から移ります。
そのため、
極力、口の中の菌の数を増やさないように努めて
大人が口にしたものは
心を鬼にして子どもにはあげない親も居るでしょう。
こういった可能性があるのに
なぜ一方的に
そのイクメンがまだまだ、みたいな評価をするのでしょうか。
本当に余計なお世話です。
価値観次第で評価結果なんて変わります。
主観で一方的な評価なんてせず、
応援だけすれば良いのです。