覚悟を決めて長期政権すべき
2020/08/31
先日、ポスト安倍な方々の発言について触れていました。
どの方のどの言葉も物凄く匠で
波風立たせず、
なおかつ無下に可能性を否定せず
更には野心的なところを包み隠し手謙虚な姿勢で
話を聞いている人やインタビューを見ている人に共感を誘うような
本当に考え込まれていることを感じるモノでした。
そうこうしているうちに
先日、安倍総理が辞任を表明しました。
人気は 7 年 8 カ月。
この期間の成果だとか何やらに触れる報道がありますが
この長期間、首相のポジションで働き続けたこと自体、
物凄い成果と思っています。
あ、別に私は自民党支持者とかそんなでは無いです。
1 人の社会人の視点で考えてみた結果の感想です。
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投票する国民にも責任を
安倍首相よりも前の首相時代では
毎年、辞任して、新たな首相が選ばれていたイメージがあります。
本当に毎年変わっていて、
そして今や、誰が毎年交代で首相していたのか
さっぱり思い出せないレベルです。
そんな毎年トップが変わる国相手に
他国のトップが長期的な視野を持って一緒に取り組みたい
と思うでしょうか。
一方、安倍首相はここまで長く首相を継続していました。
米国は最長で 2 期の 8 年なので、これと同じくらいの期間です。
2 期目の大統領選で敗れる可能性もあり、4 年だけの人も居る中で
安倍首相は 7 年 8 カ月。これは凄い。
そのため、サミットや国際会議において
安倍首相は古巣となり、新参者となる他国の首相相手に
色々と交渉を進められたことは事実と思います。
8 年までとは言いませんが、
日本も米国と同じように、1 期 4 年、最長でも 2 年の 8 年、
といった長さにして、投票する方も緊張感と責任を持って
投票に参加して欲しいものです。
負荷実性は景気を冷やす
実際にどこまでの貢献があったんか不明ですし
最近はさっぱり聞かなくなっていましたが
アベノミクスによる国内の景気刺激は
定量的にも明らかだったと思います。
安倍首相が就任前のときと比べて
日経平均は大きく上がっています。
マーケットは不確実性を嫌いますので
首相が毎年変わるような状況では
なかなか継続的な株高にはなりません。
長期政権だからこそ
市場が色々なことを織り込んでおき
投資家も安定して投資出来るのです。
一般人は投資なんて関係ないよー
と思う方々も多く居ると思いますが
今や internet やスマホやパソコンで
一般人も簡単に株やら何やら、
投資に参加出来る時代です。
多くの日本人がこの資本主義の国に生まれ、
生活しているのですから
資本主義のルールに則り
資産形成だとか資産運用にも取り組み
自身の人生や生活が有利になるようにすべきです。
アベノミクスの波があり株高になったとしても
一般人には影響がない
といった声もありますが
影響ない状態にしているのもまた、自己責任です。
個別株は難しいのであれば、投資信託といった手段や
ETF といった手段もあります。
積極的に市場に参加しておけば
アベノミクスの恩恵を多く教授出来た訳です。
話は戻しますが
投資家の観点でも、長期政権が有難いですね。
よっぽどの人であれば交代させるルールがあること前提ですが
基本的に 4 年、最長でも 2 期 8 年といった
米国大統領の任期の定め方は
日本も真似すべきと思っています。
果たして次は誰が何年取り組むのでしょうね。