双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

犠牲で成り立つ当たり前はいつか破綻

   

当たり前で良いモノ

と捉えていたものが

実は多大な犠牲の上で成り立っていた。

大人になってそんなことにいくつか気付きます。

先日までこのブログで小学受検について触れていました。

まだ共有すべきことはあるので、暫く不定期で続けますが

今日は関連して学校での取り組みの

当たり前という錯覚について触れたいと思います。

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“部活” という取り組み

学校と言えば勉強の場ではありますが

その他の学校生活もあります。

運動会、文化祭、部活、等々。

私が学生の頃、

特に小学校から高校までですが

部活は学校の先生が指導して当たり前

という認識でいました。

多くの日本人が同じ認識と思いますが

社会人になると、色々と見えて来るところもあります。

そもそも先生は、業務定時外で取り組んでいますよね。

休日とか、平日の授業終了後とか。

全て残業代が支給されているかというと

かなりの時間数なので、まず、あり得ませんよね。

実態、部活は教師の働き方からするとブラック部分。

サービス残業の賜物です。

一昔前はそれでも先生たちのご家庭が

今と違っていて

パートナーや親族の方々が

先生の家庭を支えることが出来たようです。

例えば、先生の配偶者とか、先生の親御さんが

先生のお子さんを対応する、だとか。

今では核家族化が一層進んでいるため

先生たちも家庭向けのことの重要な戦力なのです。

となると、サービス残業で生徒のためにやれることが

以前のようにはいかなくなるのです。

希望者が必要費用を支払い、

必要サービスが継続出来るような

当たり前のことを実施する必要があるのです。

アウトソースは合理的

最近、internet の記事が目に留まりましたが

ある学校が

部活の顧問をアウトソースする取り組みがあるようです。

部員のご家庭から会費を募り、自治体からも助成金を得て

そんな営みをし始めているとか。

非常に良い考え方と思います。

受託を受ける側も、

そのスポーツとか音楽とか何かだとかに

精通しているプロになります。

プロプレイヤがマネタイズする機会が創出出来るのです。

そんなことをすると、

お金を払えない学生は参加出来ない

どんな学生にも参加の機会は提供されるべき

といった声もあるかと思いますが

福祉的な要素であれば学校の授業時間内の取り組みが精一杯です。

従来の部活においても、各自の必要備品は各御家庭で買ってますよね。

シューズとか、ラケットとか、何だとか。

それらの備品が高額で参加出来ない学生も、現状で存在するので

同じ話かと思っています。

少なくとも、先生が身を削ってサービス残業して

学生の勉強や授業の質を落としてしまうよりは

よっぽどマシかと思っています。

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