竜太、やらない理由ばかりつける
先日、竜子が算数の問題に慣れてきた話をしました。
これまでは、ずっと 2 つの数字の四則演算でしたが
今では 3 つの数字で、しかも括弧があったり無かったり
掛け算と割り算を先にして、その後に足し算引き算をする
といった計算の順番に気を使う問題に取り組んでいます。
扱う数字も整数ではなく
これまで通り分数を扱っています。
一度、混乱してしまい
分数の四則演算すら
さっぱりわからなくなってしまっていましたが
2 つの数字の計算問題を復習したら思い出したらしく
3 つの数字の計算問題も解けるようになってきています。
一方の竜太は分数の四則演算の正答率が悪いため
一度、分数の計算の振り出しに戻って
少しずつ練習し直しています。
そんな竜太ですが、意識的なのか無意識的なのか、
算数から逃げるような言動が多いです。
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別の取り組みを口実に
竜太の取り組みは
分数の足し算からやり直しています。
足し算をして、最近、ようやく引き算の問題が終わりました。
ここから掛け算と割り算に入っていきますが
実は分数の計算は
足し算と引き算の方が難しく
掛け算は約分さえ出来れば簡単です。
割り算も分母と分子を入れ替えて掛け算するだけ。
なので、掛け算に入った段階では
これまでの足し算と割り算の難度からすると
グッと下がるはず…なのですが
色々と言い訳がましく
進捗を鈍化させています。
例えば、
チャレンジタッチの AI 国語算数を沢山やってた
と言って、
その分、算数が進んでいないことの口実にしたり。
そんなに算数が嫌なら、その分、ピアノ練習したら ?
とこちらから言ってみると
何の抵抗・気兼ねもなく算数を切り上げてピアノに向かいます。
そんなのばかりです。
気に入らないモノを遠ざける
竜太の場合、算数だけの話ではなく
気に入らないモノは大抵、遠ざけようとします。
まぁ自然と言えば自然です。
が、この傾向が
竜太の可能性をかなり狭めているように見えます。
少しでも気に入らないとそれをやりたがらないので
少し我慢してやってみたら面白くなる、といった物事に
全然可能性を見出せないことになります。
どんなモノ事にもつまらないと思えてしまうことは含まれます。
減点評価ばかりして遠ざけていると
目の前に残るものは本当に一握りになります。
残ったモノ、つまり興味があることだけに集中する
といった戦略もあるかと思いますが
そんなモノ事においても
もっと天才的な人が存在して
そういう人の足元にも及ばない
といったことだってあり得ますし
たまたま調子悪く上手く出来ないこともあります。
なので、ある程度、多くの物事に取り組んでおき、
どれかが上手くいかなくても
別のどれかが上手くいっている状態
を作っていくことが
気持ちを安定させるように思えています。
が、竜太にそれが伝わるか否か…。
色々と不安になりますね。