竜太の自由工作への思い
8 月が終わり 9 月が始まっています。
もう 9 月です。
嫁さんが先日、
今年ももうすぐで終わっちゃう
みたいなことを言っていました。
年度で考えると上期は 9 末まで続きますので
まだまだ終わっちゃう感は無かったのですが
確かに 2022 年は 12 月で終わりなので
あと 4 ヵ月も経たないうちに終わっちゃいます。
早いモノです。
今年は子どもたちにとって初めての夏休み。
保育園時代は夏休みらしい休みが無かったので
長期的な休みはこれが初めて。
夏休みと言えば色々ありますが、
夏休みの宿題は色々と悩ましいモノがありますね。
選択の余地のある課題は特に悩ましいです。
今回、ちょっと竜太に悪いことをした気がします…。
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自由課題は自由に選択
まだまだ 1 年生ということもあってか
今年の夏休みの宿題はそこまで多くなく
大半のモノをやろうと思えば数日で終わらせられそうでした。
自治体や校外のコンクールやコンテストへの参加だとかが
オプション的な宿題で
取り組むテーマが子どもたちに理解出来る内容では無かったので
今回は見合わせたことも宿題が大変でなかった理由でもあります。
が、唯一、ちょっと悩ましかった宿題が
自由課題
と言うモノ。
一年生向けの宿題だからなのか毎年そうなのか不明ですが
何でも良いから取り組んでみてね、みたいな説明…。
で、例として、
自由工作、自由研究、旅行記、といったキーワードがありました。
選択肢が色々あるとこれまた悩ましい。
小学生の子を持つ親のあるある的な悩みは
自由研究だと聞きます。
この手の取り組み、子どもの宿題にも関わらず
ほぼ確実に親の関与・サポートが必要です。
特に低学年の小学生向けなんて猶更です。
うちの子どもたち、特に竜太は工作大好きなので
放っておいても何かよくわからないものを作ります。
なので、この機会に経験すべきは
自由研究
と思い、我が家は自由研究を選んでいました。
が、この選択が竜太を寂しい思いにさせてしまいました。
お友だちに触発
9 月に入り、新学期を迎え
子どもたちは夏休みの宿題を持って行きました。
勿論、自由研究をまとめたレポートについては
竜太も竜子もかなり満足そうにしていました。
嫁さんも私もサポートしたこともあってか
なかなかよく纏まったモノになった気がしています。
が、2 学期でクラスのお友だちが持ち寄った宿題の中には
勿論、自由工作もあったと思われます。
それに触発されて、竜太は急に何かを作りたがりました。
いつも通り、子どもたちを連れての帰路で、
家に使い切った牛乳パックを洗ったヤツはあるか
聞かれました。
たまたまハサミで解体していなかったモノがいくつかあったので
家に着くとそれを渡すと
すぐさま工作が始まりました。
割り箸に絵を描いた紙を張り付けて
牛乳パックと組み合わせて何やらカラクリを作ってました。
取り合えず完成すると、
これ、学校に持って行ってもいい ?
と聞かれてしまいました…。
夏休みの宿題提出締め切りは既に過ぎていましたし
そもそも 2 学期に入って取り組んだ内容は夏休みの宿題でもなく
次のお休みのときに自由工作があったときのために
アイディアを取っておいて、壊れ難くなるような改良を重ねてごらん
と言ってみましたが、嫁さんが帰宅した後も同じことを聞いていて
かなり未練が残っている模様。
自分の作った作品を自慢出来ているお友だちが羨ましく
自分もそうしたくなったのだと思います。
竜太と私のやり取りに、お互い、感情が乗ってしまい、
言い争いになってしまい、竜太は最後、
かなり悲しそうに、悔しそうに泣いていました。
気持ちを汲み取れなかった私が悪いと嫁さんは言います。
それは否定できません。
しかし自由工作となると、恐らく竜太の作品の出来栄えでは
展示中にすぐに壊れてしまいますので
かなりの親の入れ知恵が必要となるでしょう。
そういったモノを自分の作品と言わせることに
私なりに抵抗感があったのです。
が、そんなことを気にせず、
竜太の気が済むように工作に挑ませてあげれば良かったと
今では後悔しています。