一人っ子政策に対する訴訟
2016/06/20
小学校、中学、高校、
どのタイミングで習ったのか忘れたのですが、
中国の代表的な政策と言えば “一人っ子政策” でした。
でもこの政策、2015 年に廃止されたようです。
人口増加が激しすぎたため、
国策として取り入れられた人口制御でしたが、
そのツケは少子高齢化の加速です。
色々と課題が出てきそうですね。
その課題のうちの 1 つなのかもしれませんが、
先日、internet でとあるニュースの記事を見かけました。
一人っ子政策による被害 (?) について、
政府を訴訟しているようです。
スポンサーリンク
子どもを持つ幸せを奪われた、のか
毎日、育児に奮闘する日々を送っていますが、
どんなに大変でも、
少し落ち着いて子どもたちのことを考えると
やはり幸せだと実感出来ます。
子どもが居ることというのは本当に贅沢で幸せな話です。
でも一人っ子政策においては 1 人しか子どもを持てません。
2 人目、3 人目を持ったときの幸せ感は
政府によって制限されたことになりますし、
取り返しのつく話ではありません。
その幸せの代償を訴えているようです。
本当の動機は生活費なのではないか
前述したような幸福論、人権、家族愛を大義名分にした
訴訟と思いますが、
実際のところは違うように思えます。
国によって異なりますが、
アジアでは年老いた親の面倒を子どもが担うことは
当たり前だったりする国があります。
今回の訴訟の結果、
政府は 1 人辺りに賠償金を支払う結果になったようですが、
恐らく、子どもの数が 1 人なので、
自身の生活を十分に支えてもらうことが困難なので、
老後の生活に不安を覚えた訴訟だったように思えます。
事前にわかっていたはず
何か解せない感じがします。
自分の子どもが 1 人なのは
子どもを産む前からわかっていたことです。
その 1 人に自分たちの生活を支えてもらうことなんて
無謀に思えますし、子どもにとって足かせとなります。
事前にそこまでわかっていたのであれば
計画的に自身の老後の生活の準備くらい出来たのではないかと
思ってしまいます。
もちろん、
他国の話なので日本とは状況が違うかもしれませんが。
うちは子どもが 2 人居ますが、
2 人で我々の老後を支えてもらうことも酷な話と思います。
子どもの足かせにならないように、
自分でしっかり計画的に準備したいと思っています。