双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

1 度は何直角か

   

このブログではもう何度も触れていますが、うちの子どもたち、毎日コツコツと勉強しています。本当にもう感心するくらい。私が小学生の頃と比べると、どの取り組みもうちの子どもたちは優秀に取り組めていると思います。

日々の努力の中で、算数への取り組みがあります。行き過ぎた先取りはあまり効率的でないとも聞きますので、基本的に計算問題を中心に取り組んでいます。コツコツと続けて計算力をつける。筋トレみたいなモノです。ただ、その問題集に単位の変換が必要なモノがあり、まだまだそのあたりは厳しいみたいです。しかも、まだ角度を習っていないのに、度と直角の関係を考える必要がありました。

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1 直角 = 90 度

若干、問題の出し方が妙な気もしましたが、一応、テキストに実直に従っています。

竜太が取り組む計算問題に、角度を加減する計算式がありました。単位がそのまま “度” なら何ら問題ないのですが、答えを書き込む欄には、”xx 直角” と書いてあったのです。これはつまり、例えば 90 度なら 1 直角、180 度なら 2 直角、225 度なら 2 と 1/2 直角、といった表現を期待されているようです。

が、順を追って少しずつ整理することで何とか答えまでたどり着き、一安心、といったところですがそれもつかの間となりました。

1 度 = 1/90 直角

今度は 1 度あたり何直角なのか求める問題でした。そもそも直角を単位に使っている時点で違和感がありますが、とりあえず 90 度ごとに 1 直角とカウントするのでしょう。でも、90 度じゃなくて 1 度だけだったら何直角に該当するのか。勿論、この手の問題に竜太がすんなり取り組める訳もなく、かなり混乱しているようでした…。

そこで、考え方のガイドとなるように、類似の問題を出して考えさせてみました。”1 個のお饅頭で 4 人分とするとき、1 人あたり何個のお饅頭になるのか”。答えを導くための式は “1 / 4 = ” です。これを解いて 0.25 とするか、もしくは分数で 1/4 とするか。この式の中で “1” が意味するモノはお饅頭の数です。”4″ が意味するものは 4 人で分けるという意味合いです。これは何とかわかるようです。

ですが、”1 直角で 90 度です。1 度当たり何直角でしょう” という問題になった途端にわからなくなる模様。考え方は同じなんですけどね。”1 / 90 =” が立式。考え方も同じです。”1″ が意味するモノが 1 直角で、1 度が 90 個集まって 90 度なので、90 個で分けることで 1 度あたりの直角を求めることが出来ます。

竜太は随分と混乱していました。多分、こんなに頑張っていてもまだまだピンと来ていないと思います。苦労した割に、身につかないという…。どうしたら良いものやら…。

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