辛さの原因は現状維持が最適解だからか
このブログは育児生活を中心に綴っていますが、私の仕事とか人生についても触れていたりします。育児に取り組みながらの生活において、同時進行で進む自分自身の人生。ここも含めての毎日の生活です。
今日はあまり育児に関係しない仕事とかキャリア形成といった感じのお話です。が、子どもたちが大きくなって同じような悩みに向き合うこともあるかと思います。将来、子どもたちの参考になればと、今から頭の体操をしておくのも悪くありません。
今日のお話は、辛さの原因、です。
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無意識のうちにわかってしまう最適解
今年度のこのブログの投稿ではもう何度も触れていますが、今年度からこれまでの人生経験とちょっと離れた内容の業務に取り組んでおり、今もなお相変わらず慣れない状況です。残念ながらもう手取り足取り教えて貰える年齢でも無いので、手探りで実戦を通じての学びと成長で何とか軌道に乗せるしかない状況。なかなか上手く進められて居ないこともあり、かなり気が重い日々を続けています。気が沈んでいるときは本当に辛く、トイレに向かう足取りも三半規管が上手く機能していないのか、世界が傾いている感じでまともに歩けません。体を支えきれず脚がぐにゃんと曲がって意図せず座り込んでしまう形になります。
そこまで追い詰められながらも、頭では冷静に状況を判断・評価しているらしく、転職とか休職とかしたときに被るネガティブな状況よりも、今のままで得られる恩恵・処遇を糧に今の辛さを我慢した方が総合的に利があると結論を出しているみたいです。なので、辛くても現状維持を選ぶ…。
休止・迂回の成功体験不足か
恐らくですが、多くの人が私と同様の思考になっており、辛い中でも特に何かを変えることなくずっと今を継続しているのだと思います。これが自身の人生、これが自身の運命、と。歩みを止めたり、方向転換した場合の成功体験があまりにも不足しているため、新しい価値観で評価できないのだと思います。ここで歩みを止めたら終わり、と錯覚して。
事実、一度何かしらの形で脱落してしまうと、元には戻せないモノが多々あります。例えば私の場合、今の給与水準を再現することは難しいでしょう。いくらリスキリングしたり勉強したり資格を取得したとしても、きっと今以上の水準にはなり得ない。そんなに苦労しても今程にならない。それであれば敢えてそこを選ぶ理由なんてありません。でもその代わりに消費する心の余裕。何か失ってはいけない大切なモノを摩耗させてしまっている気がしますが、どうにも打開策が無い。こんな境遇に多くの社会人が居るためか、心の病気を患う人が多いのだと思います。本当に辛いですよね。