スマホやタブレットは消費活動の PF

このブログは子どもたちが生まれることをきっかけに始めた育児ブログです。嫁さんが幸いにも子どもたちを授かり、私の人生で初めて育児に関わる時間が訪れました。それまでは子育てに取り組む方々の気持ちや視野なんて考えたことも無かったのですが、子どもを持つと一つ視野だとか世界が開ける感じがします。と書くとエラそうなのですが、要するに今まで自分が考えたことも無い立場だとか視座からの視界を得ることが出来て、気にも留めていなかったモノゴトにまで目と意識が行くようになったということです。やはり人間は色々経験を通じて、色々な立場の方々の気持ちや視界を知ることで、モノゴトをより広く、俯瞰的に見ることが出来るのだと思います。
スマートフォン、タブレットやパソコンといった情報機器についても然り、です。このブログでは以前も触れましたが、この手のデバイスはマネタイズの仕組みが入り込み過ぎていて、子どもたちが振れることの是非を色々と考えさせられます。
スポンサーリンク
ユーザの消費活動を促す PF
私は自身の人生において、少しずつパソコンだとか携帯電話だとか、インターネットだとかスマホが普及していく様を見て来ました。最近の時代の急激な変化からすると、随分と穏やかで、step by step、順を追ったシフトを見て来ました。自身の年齢を重ねるスピードと並走出来ていたことも取り組みやすかったように思えます。一方で子どもたちだとか若い人たちにとっては、生まれた時点で世の中はもうこんなにも情報化されているし、繋がることが当たり前ですし、きっと私たちとは異なる常識やスタンダードの中で成長しているかと思います。
そんな中、やはりスマホはいつでもどこでも持ち歩く便利なツールとして、最も生活に影響を及ぼすように思えます。このスマホの普及を決定付けたのは、間違いなく iPhone の登場です。つまり Apple 創業者のスティーブ・ジョブズが今のスマホの地位を確立したと言っても過言ではありません。がしかし、そのスティーブ・ジョブズは自身の子にスマホやタブレットを与えなかったとのこと。その理由は、スマホやタブレットが利用者の消費活動を促すモノだと知っていてのことです。
お金と時間を搾取され兼ねない
スマホやタブレットは非常に便利です。なので毎日、普段から使ってしまいます。ですがスマホは色々な寄り道が出来てしまいます。例えば web ブラウザで何か調べてサイトにアクセスしますが、そのサイトに広告が埋めれれていると広告に目が行ってしまいます。もしくは利用中にちょっと気になることが生じると、新しいタブを開いて調べ始めてしまい、ついつい色々とアクセスしてしまいます。また、便利なアプリも広告が入っていてそこに目と時間を奪われたり、アプリ内の課金システムの罠に陥りどんどんと購入してしまうかもしれません。
なので、目的以外のことには目もくれないような強い心が必要です。目的意識、というやつ。うちの子どもたちにはそれが欠けています。目的に対する思いが軽薄なので、いつも喜んで寄り道してしまいます。間違いなくうちの子どもたちはスマホやタブレットで時間とお金を消費するカモにされてしまうでしょう。その意味においては、アナログ・紙による勉強の取り組みはかなり有益に思います。限定される不便さが、利用者に集中をもたらし、時間とお金の消費を防ぎます。