ピアノも転げ落ち始める
2025/05/25

このブログは子どもたちが生まれることをきっかけに始めた育児ブログです。主に子どもたちとの生活を中心に綴っていますが、そんな子どもたちももう小学 4 年生。子どもたちとの生活が完全に日常化していて、子どもたちの居ない生活なんて想像も出来ない程になって来ました。
最近、頻繁にこのブログで触れているのは子どもたちの学力だとか色々な取り組みのパフォーマンスについてが多くなった気がします。既に病状や成長で悩む時期を乗り越えたのかもしれませんね。で、今の専らの悩みの種は竜太についてです。本人の幼さと甘さが原因で、色々なモノゴトに支障が出ています。本人も思った成果が上がらず、ショックを隠し切れないでいますが、大抵が自業自得。ですが省みることなくそのスタンスを崩さないため、色々な取り組みで残念な結果が出始めています。それはピアノも例外ではなく、です…。
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2 曲発表作戦
以前、このブログでも触れていましたが、子どもたちはこの夏、ピアノの発表会に参加します。去年も竜太だけ参加したのですが、今年は竜子も参加することに。竜太は ベートーベンの “月光” 第 1 楽章 となる予定でしたが、子どもたちのピアノの先生がおススメして下さった曲にすることに。その曲はと言うと、ギロック ソナチネ 第一楽章 です。軽やかでテンポが良い曲で、なかなか挑戦のし甲斐がある感じでしたが、曲の長さがちょっと中途半端な感じに。
そこで私が思い付きで言っていた ベートーベンの “悲愴” 第二楽章 も続けて弾いて、合計 2 曲弾きたいと竜太が言い出していました。 2 曲を合計すると持ち時間を超過するので、それぞれの曲の繰り返し部分を無くす等の工夫をしてギリギリ収まるかも、という話をピアノの先生から伺っていたところでした。
2 曲断念
がしかし、2 曲発表はそもそもそれら両方の曲がしっかり弾けること前提です。まずはメインとなるソナチネ 第一楽章を練習してレッスンの時間に先生に聞いてもらって直してもらっていますが、これがなかなか細かい所がまだまだ弾けていないらしく、先生の目には手一杯に見えてしまった模様。なのでやはり 1 曲だけにしましょうと言われてしまいました。
これまで竜太は 2 曲を並行して練習していたのですが、ここに来て片方を封印することに。これまで両方に時間を費やしていた分、何だか勿体無い気もしますが致し方ありません。一応、忘れない程度に弾いてみることも提案しましたが、竜太はもう“悲愴” 第二楽章 を弾くのを止めると言い出しました。まぁ竜太にしては珍しく潔い判断だったので、それを尊重することに。これまで練習してきた時間が若干勿体無いですが、致し方無し、ですね。
こうなった原因も、やはり竜太が自分に甘いからです。竜太なりに両方の曲を練習していますが、どうにも詰めが甘かったり細かい点をスルーし過ぎですし、そこをストイックに直して向上させることをしません。勉強でもピアノでも、同じようなことをして同じように転げ落ち始めています。踏み止まって跳ねて返り咲くか、そのまま行きつくところまで行くか。はてさて…。