先取り学習を試す

このブログは子どもたちとの育児生活を中心に綴っていますが、最近では専ら、中学受験に向けた子どもたちの学力が悩みのタネになりました。それだけ順調に成長しており、来たるべきフェーズが来たのだと思いますが、学力の悩みはこれまでのモノと更に毛色が異なり大変です…。親である私がアレコレと作戦を考えて取り組むように促しますが、あくまで中学受験に挑むのは小学生。手放しに任せて上手くいくご家庭やお子さんは珍しく、大半が親子の二人三脚。いくら伝わらなくても手を離すことは出来ません。普段から色々と試行錯誤していますが、これまでと異なるアプローチを試すことにしました。
スポンサーリンク
余裕のあるうちに先取り
小学生の勉強は復習が基本です。先取り学習するより授業で教わったことをしっかり復習するやり方がセオリーです。我が家も漢検や計算問題のような一部例外はありましたが基本的にはその方針に則っていました。
がしかし、どうしても週によって余裕の有無が変わってきたりしますので、余裕のある週は理科と社会だけは数週先に習うところも少し勉強しておき、未来に余裕のバッファ、つまり貯金を作っておく作戦を試してみることにしました。というのも、今月 (9 月) から色々な中学校の文化祭が開催されるため、週末にこれまで通りの勉強時間をキープ出来なさそうだからです。
最後は本人がやるか否か
親や周りが子どもたちに何を言おうと、何を説こうと、最終的に行動に移すか否かは子どもたち次第。口を酸っぱくして言い続けたのに子どもたちがやらず終いとなり、案の定、失敗することも日常茶飯事です。その都度、やるせない苛立ちと悲壮感に襲われます。今回、先取り学習の狙いや意図は子どもたちに伝えていますが、それを自分事に捉えて実行するかどうかはまた別の問題。授業でもまだ触れてないですし、当然、復習のテストもまだまだ先のモノに対して子どもたちが前向きに取り組めるか否か。本人たちの自主性に委ねられるところもあります。
中学生になればもう任せることになりますので、最後の共同の取り組みです。子どもたちはその自覚が無く、私もいつの間にか忘れかけてたりしますが、この頑張りと参画も、将来はもう無くなる期間限定イベントだったりします。貴重な機会として捉えて、前向きに取り組まないと、ですね。