合否よりも培えた学力が重要 (結局学力相当に落ち着く)

このブログは子どもたちとの育児生活を中心に綴った育児ブログです。と言っても最近は子どもたちの中学受験への取り組みを中心に綴る受験ブログになりつつあるような気がします。子どもたちはもう小学 4 年生。小 1 の壁だとか小 4 の壁だとか言われてますが、中学受験の取り組みに生じる家庭内のゴタゴタはそれと比べ物にならないくらい大変に思えています。まぁ勿論、家庭によってはあまり手のかからない中学受験で終わり、小 1 の壁の方が遥かに辛かったということもあるかと思います。ご本人、ご家族の方の勤め先や働き方だとか、子どもたちの心身共に発育の違いや個人差があることが原因となって、このあたりは一概に言えるものではありませんね。
いずれにしても、我が家では子どもたちの学力が専らの悩みのタネになってきています。受験の合否や志望校の難度がチラツキ、頭を抱えてしまいますが、色々と中学校の説明会に参加していると、ふと思うことがあります。良くも悪くも受験までに培えた学力相当のところに落ち着くのだと。
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難関校に入れずとも
色々な中学校の説明会に足を運ぶ際、取り敢えず夢は大きくということで有名な難関校をまずは選んで行っています。そしてそれに準ずる難度のところだとか中堅所にも参加して回ってますが、ちょっとした気付きがあります。と言っても、このブログでは何度も触れたことがありますが、ざっくりと大まかに整理すると、難関校は優秀な子たちが集まるためか、学力毎のクラス分けが無い傾向にあり、準ずる所や中堅所は学力毎のクラス分けがあったりします。
難関校に挑戦出来るくらいの学力を持つ子たちが惜しくも希望校に合格出来ず、第二希望から滑り止めで受けて合格して入学に至っており、そういった子たちは準ずる所や中堅所の学校内では群を抜いたり出来ます。そんな子たちに適した授業を提供したり、そんな子たちに他の子たちが感化されるようにだとか、学校の進学先のアピールのためだったりで、難度が高い授業を受けるクラスが用意されていたりします。そういったクラスからの進学先は、難関校の進学先と遜色が無かったりします。
難関校に入れても
逆に難関校に幸いにも合格出来たとしても、たまたま得意な分野からの出題が多かったりして合格を得るパターンもあります。もし他の分野は苦手で穴が空いたまま入学してしまうと、恐らく授業に付いて行けず、テストでも平均を大きく下回り、そのままずっと沈み込んだままになってしまいます。難関校で沈み込む子を、深海魚と言うそうですが、勿論そうなる理由はこれだけでなく様々と思います。社会人とかでもよく言われている燃え尽き症候群になることもあるのだとか。いずれにしても、難関校に入れば安泰でも無く、むしろ学力やモチベーションや精神力相当のところにやはり落ち着いてしまうということです。
という訳で、合否や偏差値に振り回されてしまい勝ちですが、本日は学力が養われて培っているか、が最重要なのだと思います。それに応えるように様々な中学が間口を構えているということです。そういった社会の仕組みになっているようなのです。