選択肢が無くなる理由

前回、

先日ニュースとかで報道された過労死について

思うところを記載すると述べておりました。

前触れが長くなり、あまり本題には踏み込ませませんでしたので、

今日はその続きで踏み込んでいきたいと思います。

なぜ、死という選択肢以外は取れなかったのか、

ここをよく考えることが大事だと思っています。

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選択肢が見えなくなる

どこかのサイトでは、追い詰められた結果、

他の選択肢を考えないようにしたり、他の選択肢が見えなくなったりして、

このまま苦しみ続けるか、

今の苦しみから逃れるために死ぬか

の選択肢しか無くなっているのだと説明がありました。

恐らくそれは合っていると思います。

ただ、私が気になるのは、なぜ、

他の選択肢を考えないようにしたり

他の選択肢が見えなくなったりするのか、

というところです。

ではなぜ

今回の大手広告代理店で命を落としてしまった社員は

日本においては最高峰と言える高学歴です。

そんな優秀な若者です。

そして最近、自分の職場でも思うのですが、

最近の若者はとても優秀と思います。

頭も良いですし、色々考えています。

また、無意味に尖ることも無く、器用にも思えます。

勿論、全若者に該当する訳ではないですが、傾向として。

話を戻します。

不幸にも命を落としてしまった方ですが、

転職だとか、仕事を辞めることなんて、考えていたと思うのです。

考えていたのにも関わらず、それを考えなくなったり

見えなくなってしまう理由はなぜなのか。

とても気になります。

恐らくですが、そんな選択肢を取った後の自身の人生について考えたとき

安心できるようなイメージが無かったからだと思っています。

• 社会は厳しいのだから、転職しても同じ境遇になる可能性がある
• 中小企業も含めたら転職先はいくらでも見つかるが、収入が減るし不安定になりそう
• そもそも広告代理店で叶えたい夢があり、興味のない他社業務で疲弊するのも嫌
• 中途採用 (転職) では昇進することは難しそうなため、希望が持てない
• etc…

いずれもネガティブです。

ではなぜ若者はここまで将来が不安なのか。

そろそろ長くなってきたので、それは次回にでも記載します。

 - 父も勉強