挫折経験の大切さ
2016/11/08
前回、過労死で自殺をしてしまった若者はきっと、
転職や他の手段を考えたに違いないと記載していました。
考えたのにも関わらず、
その手段に安心と希望を見出だせなかったのだと思います。
では、安心と希望を見出だせなかった理由は何だったのかを
考えてみたいと思います。
もちろん、これは第三者である私の意見に過ぎません。
しかも私はただの二児の父親でサラリーマンしている人間です。
そんな一般人の思うところという点だけご了承下さい。
スポンサーリンク
挫折経験不足
高学歴の人が持ちやすい弱点があります。
何かというと、挫折経験不足です。
韓国ほどでは無いにしろ、受験戦争というものがある日本です。
それを今まで何とか勝ち抜いてきた高学歴者にとって、
挫折経験とそこから這い上がって来る経験は不足していると思います。
何だそんなことか、と思うかもしれませんが、
無意識のうちにも培われてしまった “優等生” のキャリアとプライドは
なかなか厄介で、人生で大きな試練に直面し、
どうしようも無く負け戦になるときにはかなりの弱点になります。
そこで負けてしまい、全てが終わってしまうとも考えてしまいます。
今まで培ってきた物がゼロクリアされることへの恐れがあるのです。
逆に何もない人の方が身軽
一方、物事が上手くいっていなくて、
失うものが無い人の方が身軽だったりします。
下手に過去のキャリアがある人よりも、それもなく、
現時点でもくすぶっている人の方が、
何かきっかけがあるとポンと行動するように思えます。
これは想像で記載しているのではなく、
そんな人たちを何人も見たから言えるのです。
ずっとくすぶっていたのに、えいやで決心して、
ポンと海外に行って新しい仕事に着手した仲間を見ているのです。
さて、そろそろ長くなったので他の要因については次回に記載します。