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日銀が日本株の最大株主に !?

      2019/04/18

日々、育児に翻弄されながらも

社会人として生き抜く毎日を繰り広げていますが

社会人として、

時事問題について関心を保つようにしています。

特に経済的な話は

子どもの将来の教育費だとか

嫁さんと私の老後の生活費だと

かなり自分自身のことに関係する話ですので

関心を高めて世の中の流れや傾向を知るようにしています。

と言ってもまぁ、

経済ニュースを見る、くらいですが。

で、先日のニュースでちょっと目を引いた内容で

日銀の日本株保有についてです。

このペースで買い入れを続けると

来年末 (2020 年末) には

日銀が日本株の最大株主になるようです。

これは本当に真っ当な状態なのか

甚だ怪しさが立ち込めて来ました。

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日本経済の刺激策、があるということ

今の首相の政権になってから

日本景気は回復してきていました。

実態はともかくとして

事実、日経平均株価は

今の首相の前から比べると

格段に高くなっていて、

海外でも

Buy (信用しろ)

と言ってアピールした演説の記憶もあります。

ですが、この株価の裏側には

景気刺激策の存在があります。

具体的には

日銀の 2% インフレ目標に向けた

異次元緩和だとか何だとかです。

その中の一つとして

日銀が日本株 ETF を買い入れている事実があります。

株は買われると株価が上がります。

なので、

日銀が定期的に日本株を間接的に (ETF 経由で) 購入し

今の株価は買い支えられていることになります。

その “買い” の圧力で今の株価が保てているので

これを止めると株価は支えられないかもしれません。

中央銀行が大株主

日本株の最大株主が日銀になってしまうと

ざっくりした表現をしてしまえば

日本企業の大株主はほぼ日銀

といったことになります。

中央銀行が民間企業の大株主。

何が具体的な課題になるのか

分かりやすい表現でスラスラ解決する程までの

経済的な知見を持ち合わせていませんが

普通はそんな手段を使わないようなスキームで

今の株価や景気が支えられている感じが否めません。

例えば別要因で日本株価が暴落すると

中央銀行の保有資産額も大きく暴落する訳です。

それが故に日銀が破綻みたいな話になると

中央銀行の破綻を意味するのですが

中央銀行が破綻したら、一体どうなるのでしょう。

想像を絶しますね…。

破綻しないように通貨の流通を増やして

その分、株価を支えるために買い入れたとしたら

論理的に市場に出回る通貨量が勿論増えますので

円安だったりインフレ圧力が高まりますね。

コントロールできない領域まで行くと

ハイパーインフレというやつになります。

あと、ガバナンスの観点でも何となく不安ですね。

民間企業の活動に対して

日銀経由で政府の思惑が入るかもしれません。

過剰な心配かもしれませんがこの国の行く末が

また心配になりました。

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