想いの強さは不幸か ?
仕事と家事と育児に追われながら
バタバタと毎日を過ごしていますが
気が付いたら子どもたちは年長さん。
来年度は小学生。
早いモノです。
大きくなったなー
と思いながらも
まだまだ小さな子どもたち。
色々とコントロールを自分で出来ないでいます。
特に竜太は物事に対する思い入れが強いらしく
思った通りにならないと機嫌を損ねます。
強い思いがあることは良いのですが
意図した通りにならないことも多々ある中で
意図が叶わないことがある毎に
機嫌を損ねてしまう竜太。
果たして幸せなのだろうか…。
スポンサーリンク
特定の好きな食べ物は無い方が幸せかも
人生の中で、
好きな食べ物を聞かれることって
多々あるかと思います。
まぁ差し当たりの無い質問ですし
その内容から共通項を見出して
次の会話・話題に繋げたり
アイスブレイクには良い質問ですよね。
この質問にスッと答えられる人は
以下の 2 つのパターンのどれかと思います。
1. 好きで好きでたまらないモノがある
2. 答えにくい質問なので予め答えを用意しているモノがある
“2” に該当する小さな子は少ないでしょう。
小さな子どもたちにとって、多くの場合は “1” と思います。
まぁ小さな子どもだと、時々によって回答内容も変わると思いますが
基本的には好きと思えているモノを返すでしょう。
竜太の場合は、割と一貫してブレずに好きなモノが定まっています。
これが好き、これがやりたい
が自分の中で確立しているのです。
逆に言えば、それ以外はそこまで好きじゃない、と。
更に嫌いなモノもしっかり確立しています。
分かり易いですが
毎回、食事の際に好きなモノが並ぶ訳でも無く
むしろ嫌いなモノが確立されているため
地雷が転がっている状態。
踏んだら速攻、楽しくない食事になります…。
一方、
好きな食べ物と聞かれて、選べない程
何でもおいしく食べられる人って幸せです。
どんな食事でも美味しい美味しいと言って
楽しく食事出来ますからね。
何でも楽しめる人は幸せ
思いが強い竜太は
自分の意図が叶わないと機嫌を損ねてしまい
非常に詰まらなさそうにします。
竜子は竜太ほどの思いが無い場合も多いのですが
それでも人並みに、意図通りに行かないと不満があるようです。
大人でも難しいと思いますが
どんな状況であれ、どんなことにでも
楽しみを自分で見出して、楽しめる人は
随分と楽しい人生を送れると思います。
不平・不満・文句ばかりの人は
詰まらない時間を長く過ごすことになります。
想いが強いが故に、
そことのギャップがあるので
不平・不満・文句が出るのでしょう。
それならいっそ、思いは持たず
まぁ何でもいっか、楽しもう
と思える人の方が幸せですよね。
文句ではなく、出来ていることに目を向けて感謝する。
子どもたちに早く理解してほしい考え方です。