コンパクトシティを勧める自治体
2016/02/18
WBS の特集で路面電車が取り上げられていました。
公共交通機関を充実させて
コンパクトシティを進めるという考え方のようです。
既存のバスでは道路の混雑状況や、
乗客の混雑状況でもダイヤが乱れてしまいます。
また、運転手不足も最近では課題らしいです。
そこで
路面電車の推進を検討している自治体が
いくつかあるようです。
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意見が別れる住民
公共交通機関が充実すると
生活が便利になりそうですが、
住民の賛否は分かれているらしいです。
路面電車に必要な道路の整備や工事に
多額の税金が使われます。
路面電車が登場しても赤字経営になりそうなため、
税金を使って用意して、赤字経営になると
税金が無駄遣いされるという考え方のようです。
住民は車を持っており基本的に路面電車を使わない、
使う人も通勤・通学時間に限られて、日中はガラガラだろう、
と考えているようです。
また、お年寄りとかは体が不自由だから使えない
みたいな意見もあるようです。
効率化が必要な自治体
住民がこれまで通り至る所に住居を構えていると、
その人たち向けの自治体のサービスや医療サービスの提供が
困難でコスト高になってしまいます。
既に整備済みとはいえ、ガスや水道といった生活インフラも
離れた家までの区間でさえ、継続して維持する必要があります。
これもまた、コスト高な話です。
一昔前まではそれでも何とかなっていたと思いますが、
財源に課題を持つ自治体としては
住民をコンパクトに集約させて各種サービスの提供を
効率化する必要があります。
将来のことを考えて
子どもをもつ親としては、
将来を見据えた判断が必要と思います。
自分の人生だけ考えていれば良い訳ではありません。
大人たちの決断結果が、子どもたちの環境になるのです。
この辺りの考察に次回は触れたいと思います。