自治体の効率化施策に反対 ?
2016/02/19
前回、ある自治体が
コンパクトシティの実現を勧めていると紹介しました。
その一環で、路面電車を配備して、
車の交通渋滞を解決し、なおかつ沿線に住民が住むことで
住民の集約および自治体サービスや生活インフラの縮小・効率化が
狙えるという話をしました。
それに対して、あまり乗り気ではない住民の声もあるようです。
今の生活は自家用車前提で、
路面電車の出番はなく赤字経営になり、税金の無駄遣いという考え方です。
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成功させるという考え方
コンパクトシティが成功すれば、
自治体も住民もお互いにメリットがあると思います。
また、お年寄りの体は不自由なので
路面電車を使えないという意見ですが、
本当にそうなのか疑問が残ります。
そこまで体が不自由であれば、
車があっても同じく困難だと思いますし、
自分での運転も大変と思います。
それであれば、
公共交通機関に介護サービスを組み合わせた形の
サービスに頼る方がよっぽどスマートですので、
きっとそうしたサービスも登場するでしょう。
住民が自治体と協力して成功させる価値は十分あると思います。
子どもたちのために将来を考えて判断
これまでの考え方や
お気に入りの車への固執が無意識にあり、
今まで通りの生活をイメージしていると、
解決すべき課題を見失います。
例えば路面電車の例であれば、
車を手放すという選択肢も出てくると思います。
路面電車で生活が出来るなら、ドライブが好きな場合を覗いて、
車を持つ理由はないです。
車を持たない選択によって抑制出来る支出額は相当に大きいです。
もちろん、事情も知らない私が他所の街のことを
偉そうには言えません。
ただ、本当に合理的に考えているのか疑問に思いました。
将来的に考えて、
どうすると将来良い結果になるのか考える必要があります。
子どもを持つ親なら、近眼的にならず、
子どもたちのことを思って将来のことを考えるべきです。