自慢、とはちょっと違うような
2019/11/15
このブログで何度も取り上げていますが
子どもたちの保育園送り迎え、
基本的には私が担当になっていて
朝晩、保育園に通っています。
保育園に連れて行くときも
朝の時間に余裕のない中バタバタしますし
お迎えの時間も仕事で疲れている中、
早く帰って翌日に備えたいと思うところですが
子どもたちの機嫌次第では
なかなかすぐに帰ることが出来なかったりして
毎日大変です。
で、子どもたちがたまに見せる行動があるのですが
家のモノとかを
保育園に持って行きたがるのです。
特に竜太 (仮称) が顕著。
自分のおもちゃとかぬいぐるみを
持って行きたがるのですが
私物を色々持ち込まれると保育園も迷惑ですし
そんなことしていると
ほぼ間違いなく、紛失します。
無くなるともちろん、
子どもたちは機嫌悪くなりますので
基本的に持って行っては駄目と言うのですが
自分が気に入っているものを持って行きたがる行動
少し、心当たりがあります。
自分自身が幼少のとき
なんだかそんな感覚がありました。
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自慢したい、と言われるが違和感
そんな風に
自分のモノを持っていって
見てもらう行動を
簡単に表現すると
自慢する
となってしまいそうです。
なので、子どもたちのそんな行動も
自慢したいのかな
と捉えてしまいますが
自分自身が幼少のときを振り返ると
自慢したいという表現とは
別のところにあるように思えていました。
記憶にあるエピソードとしては
ある年の夏休みに
2 泊 3 日くらいで
親戚のお兄さんの家に泊まりながら
周辺を観光する、という企画がありました。
その親戚のお兄さんは
当時、既に親元を離れて独り暮らしをしていて
まだ独身でしたが、既に 1LDK か 2DK くらいの
マンションを買って住んでいました。
で、うちの家族が泊まれるスペースもあり
泊めてもらうという話に。
そのとき、ちょうどたまたま、
私は親に、ラジコンを買ってもらっていました。
どういう訳か、そのラジコンを
異様に持って行きたくなったのです。
その旅行に。
親戚のお兄さんに、何か、見てもらいたくて。
親からは、
自慢したいの ?
みたいなことを言われましたが
自慢したい訳では無いのです。
幼少の頃の私なので
それがどんな勘定なのか
自分でもわかりませんでした。
でも、持って行きたい思いだけはありました。
感情の分析 (後追い)
自慢したいかと言われると
そうでもなく、
ではあのときの感情は
何と表現すれば適切なのか。
当時の感覚を思い出しながら
なおかつ
今の竜太 (仮称) や竜子 (仮称) の言動を踏まえて
ちょっと考えてみました。
その結果、こう言うのが
適切に思えて来ました。
知ってもらいたい
です。
別に自慢したい訳でも
もちろん、見せびらかしたい訳でもなく
ただ単純に
自分の最近のお気に入りを見てもらって
自分のことを知って欲しい、
自分への興味を絶やさないで欲しい
そんな思いだったように感じています。
そんな風に思えてきたので
先日、竜太 (仮称) が急に
サングラスを保育園に持って行く
と言うので、
面倒でしたが、好きにさせました。
もちろん、保育園についたらケースにしまって
カバンの中に入れる約束で。
そのサングラスは
以前もこのブログで触れた
グアムへの家族旅行の準備で買ったものです。
セールか何かで
1 個 500 円なので
まぁ壊れても気にならないと思い
日差しが強い場合に備えて買っていたモノです。
国内においては、
もう随分と日差しも弱まり
竜太 (仮称) がサングラスを持って行った日は
まぁ曇っていて薄暗かったのですが
竜太 (仮称) はサングラスをつけて
私と手を繋いで、いつも通り通園していました。
変な格好になっていて、変な奴 笑
と思って見ていましたが
少し、自分の姿を重ねて見ていました。
その気持ち、何となく、わかるよ、と。