楽天カードのリボは癖がある
2020/03/24
このブログでは何度か触れていますが
現代社会を生きる今の子育て世代は
将来的にお金にめちゃくちゃ困ります。
以下のモノが重く圧し掛かるからです。
・子どもの教育費
・親の介護費
・自身の老後の生活費
どれもこれも合計値はかなりの金額になると思います。
一方、年金やら健康保険やら
公的な社会福祉も限界を迎えつつあり
自助努力による備えだとか
リスクヘッジが必要な時代です。
その一環で、
ポイントサイトの利用だとか
クレジットカードの利用によるポイントやらマイルの蓄積は
積極的に取り組み、少しでもお財布を労わる必要があります。
で、この話に関連して
先日、嫁さんが楽天カードを作りました。
以前記載しましたが
積み立て NISA 枠での積み立て投資着手がオススメなタイミングです。
嫁さんと私でそれぞれの口座を開設し、取り組むことにしましたが
楽天証券と楽天カードを使うことにしたのです。
が、この楽天カード、結構曲者です。
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積み立て投資で楽天ポイントゲット
楽天証券で楽天カードを用いた積み立て投資が可能です。
毎月 5 万円までを上限額として、
投資額の 1% 分が楽天ポイントになり付与されます。
最大 5 万円積み立てると、毎月 500 円分のポイントです。
500 円では少ないかもしれませんが、12 カ月で 6,000 円です。
結構、大きいですよね。
で、今回の積み立て投資の投資先は、
以前も触れていたように
楽天・全米株式インデックス・ファンド
です。
楽天証券以外でも買えますが、
楽天カードでの積み立ては楽天証券のみなので、
仕方なく楽天証券口座と楽天カードを使うことに。
積み立て NISA は年間 40 万円までのため、
毎月 33,333 円の積み立て (年間 39.9 万円) で
楽天ポイントは毎月 333 円分、12 カ月で約 4,000 円分手に入ります。
貯めたポイントをまた投資にも使えるらしいので
普段貯めている楽天ポイントと合わせて、
投資信託なり個別株を買えたら
かなり面白そうに思えています。
ここまでが積み立て投資におまけして貰える
楽天カードによる楽天ポイントの話ですが
楽天カードは普通にお買い物としても使えますし
各種、キャンペーンがあり
積極的に嫁さんが取り組んでいましたが
ちょっと罠、というか癖がありました。
リボ手数料発生タイミング
MUFG や三井住友のクレジットカードで
リボ払いにして、
リボ手数料が極小になるように運用し
リボ払いの特典を得たりしていますが
この経験が仇となりました。
楽天カードも他のクレジットカードと同じく
様々なキャンペーンを打ち出していますが
その中に、定番のリボ払いの利用促進があります。
リボ払いをユーザが使い、手数料を発生させることで
クレジットカード会社は収入源が増えますからね。
まぁ他社のクレジットカード同様に
上手くコントロールすれば手数料も極小に抑えられる
と思い込んでしまいましたが
楽天カードのリボ払いの場合、
買い物金額分、全てが最低でも 1 カ月分のリボ手数料発生します。
月末にリボ払いによる購入合計金額が 30,000 円で、
支払日に 50,000 円返済する設定だったとしても、
翌月の 27 日の支払日までの間の 1 カ月分、利子 (手数料) 発生します。
この例の場合、
30,000 円 x 15% x 1 / 12 = 375 円
です。
で、この利子 (手数料) を支払日に払った後、
リボ払い分が精算されますので、
先ほどの 50,000 円返済する設定となっていれば
リボ払い分の 30,000 を超えるので、全額返済となります。
一方、MUFG や三井住友の場合、
支払日で返済せずに残ったリボ払い分に
次の支払日までの間の 1 カ月分の利子 (手数料) が発生しますので
例えば先ほどの 30,000 円の例の場合
支払日に 29,500 円返済すればリボ払いの残りは 500 円なので
発生する利子が
500 円 x 15% x 1 /12 = 6.25 円
となり、極小です。
随分と手数料の発生ポリシーが違うことが
わかると思います。
今回、このような差分があることに
予め気付けていませんでした…。
失敗感があり非常にストレスに思えましたが
良い勉強・経験となりました。
世の中、色々なルールやポリシーがあるものですね。
それらに振り回されないように
しっかり理解して、使いこなすようにしましょう
