筆算で計算が安定
2020/09/25
このブログでは何度も触れていますが
うちの子どもたち、
一生懸命、KUMON に取り組んでいます。
頑張って算数をしていますが
始めた当初は数字すら書けず
最初は数字を読んだり
数字を淡々と書くだけでした。
そのうち +1 や +2 といった簡単な計算になっていき
7 + 8 といった簡単な桁上がりの足し算等も
出来るようになりました。
そのくらい出来たらもう筆算をさせた方が良い
と思っていましたが、
なぜか KUMON の問題構成では
筆算よりも前より、
理不尽な計算をさせるモノになっていて
子どもたちは苦しんでいましたが
ようやく筆算に取り組むことになり、
計算が安定したように思えます。
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筆算無しで取り組む意図が不明
先ほど、筆算に取り組む前に
KUMON は理不尽な問題構成になっていた
と記載しました。
具体的な問題に触れて説明します。
例えば以下のような問題です。
10 + 10 =
13 + 8 =
15 + 15 =
15 + 16 =
これらの問題ですが、
数字の桁の概念が無いと解くことは難しいです。
桁の概念なんて誰でも持っていると
思う人も居るかもしれませんが
まだ就学前の小さな子どもたちには
10 進数の仕組みとかを理解することが難しいのです。
この点、KUMON ではなく そろばん に取り組めば
理解しやすいのかもしれませんが
私が そろばん をやっていなかったので
教えることが出来ず…。
KUMON はたまにこのような意地悪な問題が出て来ます。
例えば、+1 を練習する問題が続く際、
1 + 1 から始まって、無意味に最後の最後で
99 + 1
199 + 1
299 + 1
999 + 1
みたいな問題が出ます。
+1 の練習にしても
やる意味ないですよね…。
筆算の計算で桁を肌で理解
どうにも桁の概念を子どもたちに教えるのが難航していて
桁が繰り上がる問題に苦手意識を子どもたちは持っていました。
がしかし、何度も取り組んで苦しみながらも
恐らく記憶という手段で乗り越えて
遂に KUMON の問題が筆算になりました。
最初はよく間違えていましたが
例えば
18 + 7 =
の計算を筆算で取り組む際、
一の位の 8 + 7 の結果の 15 の
十の位の 1 を小さく書かせることで
この 1 があるときは
十の位の足し算の後、+1 する
といった規則が定着してきました。
ちなみに KUMON から配布された冊子では
KUMON 式において、
繰り上がりの 1 を書かせることはせず
暗算力を高める指針
みたいな記載がありました。
が、桁の概念を小さな子どもに理解させて
間違ってしまうストレスが発生するよりも
随分と良いと思い、
うちは KUMON の指針とズラして指導しました。
今のところこの判断は正しくて、
年中さんの子どもたちが
43 + 48 = 91
と凄い大きい数字の足し算をしている姿には
我が子ながらも感心してしまいました。
本当によく頑張っています。
まだ桁の概念は理解出来ていないと思いますが
計算や数の仕組みに触れておいて、
後から理解が追いつくことを祈りたいと思います。