自己肯定感とやらは紙一重 ?
2020/10/15
私は子どもたちに随分と厳しく接していると思います。
我ながら。
このブログでは何度か触れていましたが
子どもたちを甘やかして良いなら
どれ程、心が楽だったかと思います。
好きなことを好きなだけさせて
ストレスなく生活する子どもたちの笑顔を見て
きっと癒されるでしょう。
でもそうはしませんでしたし
これからもそうはしないでしょう。
子どもたちが成長した頃に待ち構える社会は
今よりも厳しい環境であることは間違いなく
その中で過酷な生き残りを強いられるのです。
子どもたちには生き残る力をつけて欲しい。
親としてそんな風に思っています。
これもまた、親のエゴであることは重々承知です。
余計なお世話だったり
過剰な心配であるオチをむしろ望みます。
ですが、万が一、力が足りずして
子どもたちが
辛い目にあっていたり、可哀想な思いをさせることは
親として耐え難いのです。
ただ、子育てでよく目にする言葉があります。
自己肯定感、というやつです。
これを育むのって難しくないですか…。
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自惚れやナルシストとは違う
専門家ではないので
詳細な説明だとか定義は
他のサイトの記載を参照してください。
ただ、少し触れないと話が続かないので
私なりの解釈を記載します。
自己肯定感とは
自分の存在を肯定し
自分は自分で居ていいんだ
と思える感覚
なのだそうです。
自分は駄目だ、存在してはいけないんだ
と自己否定とは逆ですね。
ではナルシストやら自惚れは自己肯定感の賜物なのか。
何とこれは NO なのだそうです。
ナルシストやら自惚れは
むしろ逆に自己否定感から生まれて
それを打ち消すかのように抱く感情なのだとか。
内心で自己否定しておきながら
それを忘れるために強引に
自分は他人より凄い、美しいと思い込むのだそうです。
一方、自己肯定感が満たされている人は
自分だけでなく周りの人も肯定するのだとか。
周りの人たちもステキ、自分もステキ、
と思えている状態なのだとか。
何というか、それ、
神か仏の類じゃないですか…。
どんどん甘える方向に
育児本とか育児ノウハウみたいな記事に目を通すと
何かかなりハイソな感じのことが書いてあります。
浮世離れした、結構な上空から
肩の力抜いて俯瞰的に状況を眺めてみて
焦ることなく子どもたちと向き合って
何だったらリスペクトして
怒ることなく、叱ることなく
コミュニケーションを取れば伝わる
みたいな。
各ご家庭のお子さんの性格やらそれまでの背景次第では
そうなのかもしれませんが
うちはまず無理です。
まともに話を聞きませんし
分かったとしっかりと頷いた直後に
駄目と言っていることをやります。
必要となる心と時間の余力が
現代社会の生活とミートしません。
少なくともうちの子たちを相手にすると、ですが。
で、自己肯定感を育むために
愛情注いで
否定せず肯定し続けたらどうなるか。
どんどん甘い条件が拡大されていって
我儘放題になります…。
歯止め効きません。
本当にうちの子どもたちは
言葉悪いですが、分かり易く言うと
絵に描いたようなダメ人間の素質があるらしく
気を緩めるとぐーたらダラダラする傾向にあります。
駄目っ子の才能があるようですが
ほぼ間違いなくそれは私の遺伝子が入っている証拠です。
そのため、私はそこから脱却するために
日々、自身にプレッシャーをかけて
今の自分に満足することなく律しているのですが
そんなこと、小さな子どもに出来ることもなく…。
早くどこかのタイミングでやる気スイッチが入ると良いのですが…。