双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

小学校受験は個性よりも従順

   

先日、小学校受験の取り組みの概略を説明し、

最後の方に、塾が有効である旨を記載していました。

小学校側からすると

自校の目指すべき姿と経営方針を実現し、それによって

学校が良かれと思った方向に在学生が成長することを追及します。

学生が卒業後に成長して、どんな大人になって、どんな人生を歩むのか。

全員をトレースすることは出来ないので

学校の教育指針が正解だったかどうかなんて確認出来ません。

なので、学校の教育方針は

ある種の信念や哲学のようなモノになります。

そこを信じて取り組む際、

有象無象、多種多様な子が集まる場ではなく

同じ方向性を目指せそうな子を選びます。

これが合格基準となります。

各御家庭の自然体で育つ子どもの個性や特徴が

この合格基準と一致していれば苦労無いのですが

多くの場合、そうもいかないでしょう。

そこで頼るサービスが、塾の受験対策です。

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小学校が合格を出したい子ども

塾に触れる前にもう少し、

小学校側の気持ちを考えてみましょう。

前述の通り、学校からすると

自校の運営継続と教育方針の推進が狙いです。

教育方針の推進の観点では

同じ方向性を向いているご家庭と

なおかつ、学校の先生のお話をよく聞いて行動出来る子を期待します。

また、先生のお話をしっかり理解出来る必要なので、学力の水準もあります。

そこから手取り足取り教えると、クラス・学校の全体教育運営の妨げになります。

これらを見極めるため、受験時の面接・試験・考査で受験生を評価するのです。

学校の運営継続は、事業継続と捉えても問題無いです。

国公立小学校は在学生の学費が免除されています。

その分、国や自治体が学校に運営予算を提供しています。

税金で賄っているということです。

一方の私立小学校は、在学生の学費を集めて収入とします。

その他の収入も勿論ありますが、諸々の収入から事業に必要な支出を支えます。

赤字が続くと破産して事業継続出来なくなりますし

黒字が続くと事業拡大したり

在校生への教育サービス向上といった還元に回せたりします。

となると、

私立小学校は受験生のご家庭の収入や経済力も気にかかる点でしょう。

在校中、しっかりと学費を払えるご家庭を期待します。

塾での模範的指導

親の遺伝子を引き継ぎ、

家庭の文化や保育園や幼稚園の方針で

伸び伸びと育った子どもたちは

社会で通用するかどうかだとか

規律だとか

そんなものよりも

自身の個性が尊重されて成長してきています。

これは非常に大切なことですが

もしその個性が

前述のような小学校を運営する立場から評価される際、

必ずしも高評価とならないモノもあります。

例えば恥ずかしがり屋な性格も一つの大切な個性です。

ですが、受験での評価となると

恥ずかしがって何もできないと

プラスの評価は付かないでしょう。

小学受検をするとなると

加点の評価が付くような言動を身に付ける必要があります。

家庭の生活でそうならないのならば

受験対策をサービスとして提供する塾を頼る方法が手っ取り早いです。

が、もちろん塾の取り組みだけでなく

塾での指導を家でも実践する感じです。

これは家庭の方針と不一致であれば

親子共々窮屈な思いをします…。

ですが、

受験時に加点の方向になる振る舞いの練習や能力開拓を

塾では取り組んでくれますので

小学受検に挑む場合、

ほぼ必須と考えた方が良いように思えています。

受験が終わるまでの間、

子どもたちのもともとの個性が否定されているようで

ずっとモヤモヤした気持ちで過ごしていました。

受験に挑む場合、そのあたりも覚悟しましょう。

素の子どもたちをしっかり評価してくれるような

そんな学校があると良いのに

と何度思ったことか…。

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