社会課題への取り組みの副産物
このブログで以前も触れた気もしますが
私自身の頭の整理も兼ねて重複気にせず記載します。
SDGs とかダイバーシティとか、
色々と社会課題への取り組みに
企業が乗り出しています。
今のご時世、しっかり取り組まないと
企業ブランド価値が下がります。
それだけでなく
優秀な人材も寄り付かない企業になるでしょう。
と頭ではわかりながらも
イマイチ、しっくりと事業への貢献が
イメージ出来ないでいましたが
先日ふと、なるほど、と思った考え方があります。
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取り組み難い属性
ダイバーシティだとか
LGBT だとか
SDGs だとか
最近の社会課題に取り組む際に
腰が重かったり課題意識が低い人たちが存在します。
存在しなければ
これらは今頃課題になっていないのです。
そういう人たちの意識改革が必要で
各企業、啓発活動が盛んです。
そこで新しい考え方にシフト出来る人も居れば
シフト出来ずに昔ながらの考え方に留まる人も居ます。
どちらが正しく、どちらが間違っている
といった話では
本来ありませんが
ただ、従来通りの考え方では
前述のような社会課題は残ったままになります。
解決に向けては、考え方を変えるより外なりません。
一方で企業はこういった取り組みを強化していくと
波に乗れない人たちはかなり居心地悪くなります。
実はこの辺りが狙いなのかもしれない
と思った次第です。
優秀な人材はブランドイメージが良いところに集まる
人材獲得の面で
社会課題に取り組む企業は成果が出ているという話を聞きます。
企業ブランドが良いところに
優秀な人材は興味を持ち、
入社を希望するのでしょうかね。
ブランドイメージだけでは飯は食えないけどなぁ
と少し前は思っていましたが
あながち、ブランドイメージで入社を決める人たちは
的を射ているように思えてきました。
というのも、
前述したように
この手の取り組みを窮屈に思う人たちが存在します。
この人たちは、
率先して社会課題に取り組む企業で肩身が狭くなっているでしょう。
例えば LGBT について課題意識が低い属性なのは
50 代男性、だそうです。
恐らく社会課題の取り組みで窮屈な思いをしている人たちは
古株な人たちが多いように思います。
一概に言えず、根拠のない推測ですが、
こういう人たちの居心地が悪い企業は
社会課題に感心の高い若い人たちフレンドリーの可能性が
高いのではないか、と思えてきました。
つまり、社会課題に熱心に取り組むことで
古株の人たちを追い出して若い人たちを招き
人材の新陳代謝を促す、と。
これがもし本当に機能すれば
世間でよく言われているところの
高給取りなオジサンたちを排除し、若者が活躍できる場を作れるため
これほど良い投資は無いようにも思えています。
まぁ根拠のない推測ですが
こんな仮説がふと頭に浮かび、
社会課題への取り組みに納得したのでした 笑