通分が必要な足し算に挑む
2022/03/11
このブログでは何度も触れていますが
うちの子どもたち、算数にコツコツと取り組んでいます。
四則演算が出来るようになり、
最近では分数の足し算に取り組んでいます。
もともと就学前の就学に向けた準備でしたので
ここまで出来ていれば十分です。
分数の足し算も
帯分数や約分の計算があり
子どもたちは苦戦していましたが
ある程度慣れてきたこともあるので
今まで躊躇していた、通分が必要な計算に着手し始めました。
スポンサーリンク
もう片方に揃える場合は楽
分数の足し算は
分母が同じだと楽ちんです。
1/5 + 3/5 =
という問題の場合、分母が 5 で揃っています。
この場合、分子だけに注目して足し算して 4、
分母は据え置けば良いので 5 のままで
1/5 + 3/5 = 4/5
となります。
では分母が揃っていない場合。
1/5 + 1/10 =
みたいな問題。
分母が 5 と 10 とバラバラ。
ですが、
5 をもう片方の 10 に合わせることが出来るので
これは割と楽です。
1/5 の分母と分子に 2 をかけて 2/10 にします。
すると、
1/5 + 1/10 = 2/10 + 1/10 = 3/10
と計算出来ます。
子どもたち、最初は戸惑いましたが
少しずつこれには慣れてきている感じがあります。
最小公倍数を見つけるのが大変
問題は、分数の足し算をする際に
片方の分母をもう片方の分母に合わせることが出来ず
両方の分母を違う共通の数字に揃える必要がある場合です。
例えばこんな感じ。
2/3 + 1/4 =
2/3 の分母の 3 を 4 にすることも出来ず
1/4 の分母の 4 を 3 にすることも出来ず。
両方の分母 3 と 4 の最小公倍数である 12 に揃えて計算します。
2/3 = 8/12
1/4 = 3/12
なので
2/3 + 1/4 = 8/12 + 3/12 = 11/12
と答えを出せます。
ここで問題が…。
未就学児に最小公倍数を教えるのが物凄く大変…。
通分が必要な計算に進むことを躊躇していたのはこの点です。
今のところ、小さい数字で通分しているので
何となくの経験値で取り組めていますが
そのうち厳しくなってくるように思えます。
さて。どうなることやら。