基礎理論が一番難しい ?
2020/07/19
前回、勤務先の評価制度の改変により
応用情報技術者の資格取得を目指すことになった
と記載していました。
ずっと IT 系でエンジニアしていると
流石にこのくらいの資格くらい
既に持っている人も多いと思いますが
これまでの勤め先 (前職) でも
資格の必要性を感じませんでしたし
何よりも情報処理に関わる仕事は
机上の資格よりも実戦だとかセンスとか経験が
物凄くモノを言うような仕事です。
それに英語を優先していたこともあるので
資格の取得は後回しにしていました…。
が、ここでまずは手堅く
応用情報技術者を目指すことになり、
早速勉強し始めていますが
初っ端から心が折れそうです 笑
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基本が大事、なのはわかるが…
たまたま購入した参考書の構成によるものではありますが
まずは基礎理論から始まりました。
どんな内容なのかと思って読み始めると
例えば以下のようなモノが…。
・集合と論理
・情報理論と符号化
・オートマトン
・形式言語
・グラフ理論
・確率と統計
・回帰分析
・数値計算
・AI
どの内容も、高校の数学レベルではなく
大学の授業・講義・テキストレベルです。
私、情報科学の専攻だったので
当時あまり一般的では無かった AI を除き、
全て大学のときに座学で触れていますが
それでもアカデミック過ぎてキツイ…。
本当に IT 分野初心者の人が
この応用情報技術者の資格を
勉強して基礎情報処理技術者の資格と合わせて
取得するのかと疑問に思う程…。
この記載の真意を理解している受検者なんて居んのか…
と思えるような内容が多々あり、
物凄く辛さを感じました。
どれもこれも、言葉や日本語での説明が苦しく
読んでいても、おそらく授業で聞いたとしても
眠くて仕方のない内容ばかり…。
何とか読み進めて、最後の練習問題を取り組んだところ
集合のところは勘違いなミスをして
統計のところは苦手なので普通に間違えて
その他は合っていました。
何か、練習問題は簡単なのですが
説明部は異様に難しかった…。
続く章はより具体的
この重さが続くようだったら
かなり苦しいように思えていました。
が、次の章は
アルゴリズムとプログラミング
といったタイトル。
少し読んでみると
ポインタの話やら
キュー、スタック、配列、等々。
一気に難易度が下がりました。
学生の頃、
プログラミングをアカデミックに取り組んでいたので
この手の話は座学およびコーディング共に経験あるので
スラスラ読めそうです。
でも最近、
ポインタとか駆使して
メモリ空間のアドレスの値を意識するようなことも
あまりしないのが一般的と聞いたことがあります。
C 言語とかでゴリゴリ上記のようなところを自作する手法は
もう古臭い模様。
JAVA とか最近のプログラム言語では
動的にメモリ領域を確保するような仕組みに
最初からなっていると聞いたことがあります。
私が大学でチマチマとポインタ型使って
動的なデータキューを作成し
メモリ確保と解放やらメモリのアドレスを制御していた苦労は
一体何だったのだろうか…。
そして今の取り組みでポインタの話を学ぶエンジニアは
一体何に役立てるのだろうかと疑問も湧きます。
まぁ試験勉強が楽になるので、私には有利ですけどね 笑
取り合えず、まずは参考書を読み進めて
どこが勉強せずに正答率高く解ける分野で
どこに注力して勉強すべきか
目利きをしないと、ですね。
引き続き頑張ります。