双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

やらないこと決めると生産性 UP

   

独身の頃、

職場の先輩方が家庭都合、特に子ども都合で

仕事を切り上げて帰宅されていたり

家庭のことと仕事のことの両立で

何やら忙しそうにしているのが

どうにも自分事に感じず、完全に他人事のように映っていました。

独身でいる選択を捨てて結婚、家庭を持つ選択をしたのだから

その選択についてまわる責任を果たすしかないよな、と。

いざ、同じ立場になって分かったのですが

自身の選択とは言え、

家庭を持つということは趣味嗜好の範疇でも無く

多くの人がほぼ共通事項として迎えるライフイベントであり

個人だけでなく社会で支える必要があるのだと。

自己責任で片付けてしまうと、

国、社会が消滅します…。

この少子高齢化社会の原因もきっとそこら辺でしょう。

で、今は私も子育てしながらなので忙しくバタバタしていますが

経済ニュースの中で著名な方が日本の生産性の低さに言及されており

それが年功序列の給与体系にあると説明されていました。

専門家がそう言うなら恐らくそうなのでしょうけど

私が働いてきた経験値では

そことは違うところに原因があるように思えています。

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何でもやると稼働効率は悪化

無尽蔵に稼働があり、その分の予算もあるなら

あれもこれも、可能性が 0 でない限り

全部一生懸命、時間と人手をかけてやれば良いと思います。

が、勿論そんなことをしていると

出口を迎えることのない取り組みにすら

机上検討、議論やらに稼働を費やします。

その結果、費やした総稼働は多い割には

ヒットは少ない状態に。

つまり生産性が低い、と言う事態に。

こういった話は

以前もこのブログで触れていたかもしれません。

でもまぁ、単純な話ですよね。

明らかに先が無さそうな 5 件と

もしかしたら出口を迎えられそうな 5 件を

両方取り組むと、10 件の取り組みで

成功は芽がある 5 件から例えば 1、2 件出てくるでしょう。

無駄に終わる取り組みは 8、9 件です。

一方、芽が無いと目に見えているなら

その 5 件をさっさと手仕舞いすることで

無駄に終わる取り組みは 3、4 件に抑えられます。

生産性は合理性の積み重ね

長期的には合理的ですが短期的に非合理的な考え方があります。

例えば、京都の老舗が

同じく地元京都の老舗から材料を仕入れて作って販売する

といった話をどこかで聞きました。

もっと別の安価な材料を手掛けるところを頼った方が

利益を追求出来ますし、もしかすると価格競争力も増すかもしれません。

ですがそうしてしまうと、

長年取引を継続して信頼関係を得た既存取引先のビジネスが崩れます。

割高であっても、これまでの信頼関係が付加価値と捉えて

そのパートナーシップに拘るやり方もあります。

困ったときに助けてくれますし、

品質面で過剰な確認とか不要になるという合理的なモノもあります。

ですがこの考えを見誤ってしまうと

残念な生産性とジリ貧になります。

例えば大企業病に陥っている企業において

組織存続のために色々としがみ付いたり

社外に良いソリューションや技術があるにも関わらず

無理くり自分のところで手掛けて自前主義を通していたりして

それを採用し続けていると

提供出来る顧客価値と比べてかなり非効率な稼働のかけ方になるので

そりゃ生産性悪いと言われますよね…。

京都の老舗のやり方は小規模なモノをターゲットにした

欧米にはあまりない独特なやり方です。

ですが、国を代表して生産性が語られてしまう大企業でそれをやると

合理性の積み重ねにならず、そりゃ生産性悪いと言われるよなぁ

といった事態に陥っているのが今なのです。

という私見でした。

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