兎に角、時間。感情左右の要因
先日、竜子に厳しく当たってしまったと記載していました。本人も葛藤しているかもしれません。そんな自身の子を厳しく叱りつけるのではなく優しく受け止めて認めてあげて成長を促す。それが教科書的な理想像としての親かと思いますが、現実はそう出来ない自分が居ます。そこまで仏の心を持ち合わせることが出来ないのです。親もまた、感情で生きる人間なのですから。
しかし子どもと大人でどちらが譲歩すべきかなんて、言わずもがな大人です。どんなに正論があろうとも、子どもの不出来を許して受け止めるのが親の務め。頭ではわかりながら行動に移せない。結局は子どもの葛藤と親の葛藤は同じなのかもしれませんね。
とは言え、今朝は少し子どもたちに対して寛大に振舞えた気がします。先日と異なるのは時間の余裕。以前もこのブログで触れましたが、やはり “時間” が感情に影響するようです。
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朝食を早く食べられた竜子
以前も試していたのですが、継続するのを忘れていた試みがあります。何か せわしない 感じがするのであまり好きではありませんが、ストップウォッチを使うという手段。本当はもっとゆっくり食事して欲しいのですが、朝のバタバタの中で竜子に目指して欲しい食事時間は 15 分。ちなみに学校の給食は 15-20 分くらいだったりしますので、そう無理な話ではありません。竜子もダラダラせずに食べるときはそのくらい平気で出来ていますので、無理難題では無い目標値です。
という訳でスマホのストップウォッチ機能を使って 15 分タイマーをセット。竜子の集中力が普段と異なります。実に手際よくモグモグと食べて、何と竜太よりも早く朝食を終えることが出来ました…。何だそりゃ…。
その後、竜子は少しボーっとすることもありましたが、最近の朝の取り組みから比較するとテキパキ動いていたように見えます。色々なことが好循しているように見えました。
時間を制するモノは全てを制す
結局、効率化を追い求める現代生活社会において、もっとも貴重なモノは時間です。効率の分母は基本的に時間です。コスト・お金が分母になることも多々ありますが、そのお金と時間はそれぞれで換算されるので同じ位置付けです。もっと言ってしまうとお金は稼ぐことが出来ても時間は限られたモノであり増やせず、消費するしかないモノです。
なので、いかに自分の時間の使い方を無駄にしないかどうか、有効活用するかで人生が大きく変わります。勿論、長い目で見たときに、そんなに急がず時間をかけてじっくり取り組めば良かったと思うこともあると思います。ですが、数年から 10 年くらいのスパンで見るとやはり時間の使い方で大きくモノゴトが左右されるように思えています。
時間に余裕があると心にも余裕が生まれます。逆に時間に余裕が無くなるとピリピリイライラ。のんびりしたいから、焦りたくないから、ソワソワしたくないから、テキパキと動いて余裕を作る。これを子どもたちに身に付けて貰いたいものです。そうすると子どもたちにも心の余裕が生まれるはずです。多分。
