胡蝶蘭が嫌い
2016/07/11
花に対して好き嫌いはあまり強く持っていませんが、
胡蝶蘭 (コチョウラン) はかなり嫌いです。
見た目は豪華でキレイとは思いますが、
これらが贈り物として使われているのがかなり解せません。
見た目の豪華さも選択される理由と思いますが、
それに加え、高価なところも選定理由になっていると思います。
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昇進祝いに胡蝶蘭
なぜそんなに嫌いかと言いますと、
長くサラリーマンをしているので職場で良く目にするからです。
どのようなケースで目にするかと言うと、
うちの職場で見るということは、送り先はうちの職場の人です。
一般社員にはそんな豪華なものは贈呈されませんので、
送り先は役職の人たちで、要は偉い人達です。
この人たちが昇進すると、取引先から胡蝶蘭が届くのです。
取引先は営業行為として胡蝶蘭を届けています。
つまり、取引先からするとうちはお客さんです。
お金の流れは通常、うちから取引先です。
昇進おめでとうございます、今後共うちに発注をお願いします
という意味を込めた贈り物なのです。
宛先は個人
解せないのは、取引先の営業行為として贈呈されるのであれば、
会社として受け取るモノです。
ですが、宛先は昇進した個人宛です。
もちろん、役職なので決済権を持っており、
その人が承認しなければお金の支払いが発生する発注なんて出来ません。
その意味では、要となる人物に営業活動を行うことは間違っていません。
ただ、物事はそんな機嫌取りみたいな行為で決まるのではなく、
合理的な営業判断で発注する / しない、発注先の選定がされていくはずです。
胡蝶蘭を過去に受け取っているかどうかなんて関係ありません。
冷静に考えて気持ち悪い
そして何よりも、
胡蝶蘭の送り主も発注先のそれなりのポジションの人です。
高価な花ですので、一般社員が自分の采配で贈るようなものでもありません。
しかも社名や部署名背負って贈りますしね。
で、受け取る方も贈る方も、今の日本だと、たいがいオッサンです。
中年を通り越したかなりのオッサンです。
そんなオッサンがオッサンに花を贈るのです。
凄い気持ち悪いです、これ。
例えばオッサンがオッサンとレストランで食事するとき、
片方のオッサンがもう片方のオッサンの期限を取るために
花束を渡しているようなものです。
なにその欧米風のデート !