切磋琢磨の先は僅差の争い
毎日、育児と家事と仕事でバタバタした生活を送っています。子どもたちが就学して勉強が始まるにつれて、子どもたちの学力だとか進路だとかが悩みのタネになってきました。子どもたちが小さい頃は健康面が支配的でしたが、ある程度大きくなり、体調は落ち着いた感じがします。と言いながら、学校でインフルエンザとかコロナが流行って学年閉鎖とかになるとうちの子どもたちも体調を崩すので、相変わらず油断出来ませんが…。
話を戻すと、子どもたちの学力とかについてですが、この時期は中学受験シーズンです。合否や勝敗を分けるモノは、案外小さなコトかもしれません。が、その小さなコトがやはり大事だったりしそうです。
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不注意による減点有無が分ける勝敗
今このタイミングが中学受験シーズンだからか、internet 上でも小学生の受験に関する話が目に入りやすい気がします。たまたま閲覧していたサイトで興味深い話が記載されていました。中学受験に挑む小学生たちは、塾に通って切磋琢磨しています。模試なり、何かしらの方法で自身の学力を評価されます。そのサイトには、上位グループと中間グループの間に決定的な差があるかというとそうでもないようなことが記載されていました。どうやら、計算ミスだとか不注意で生じる減点で明暗が分かれているとのこと。
勿論、全てのグループだとか小学生に言えることでは無く、そういった傾向がある、といった捉え方をした方が良いと思いますが、それでも私がそういった説明を目にしたとき、不思議と納得感がありました。なぜなら、それはトップアスリート同士の競争のように感じたからです。
トップアスリート同士の競争
オリンピックだとか世界大会に出場するアスリートは、その道の達人です。言わずもがな、ですが。そんな達人同士の勝敗の差は物凄く僅差です。例えばスプリント競技なんて 1 秒未満の差を競う世界だったりします。その 1 秒未満の差を埋めるために勝ちにこだわって過酷な練習を続けているのです。
中学受験に挑む小学生たちも同じように感じます。そもそも中学受験に挑戦しているだけで、平均的な小学生たちとは逸脱しています。その集団の中で更に上位グループか否かの争いです。また、小学校の学習範囲も無限に広がる訳ではありません。それでも塾の対策と中学受験の試験の出題傾向の更新のイタチゴッコが続き、捉えどころのない難しさに小学校は翻弄されます。それは上位グループであってもそれ以外のグループであっても同様です。中には群を抜いて高得点を取る子も居ると思いますが、多くの人が似たような点数。そして僅差で勝敗が分かれているのだと思います。
その僅差に関わるモノが、不注意によるミスの有無だとしたら、なかなか侮れないですね。どこまでその数点に拘るのか。本人たちの想いの強さが最後にはモノを言うのかもしれませんね。